みんなのレビューと感想「ケーキの切れない非行少年たち」（ネタバレ非表示）（203ページ目）

難しい

実際にあるんだろうなと、思います。でも、精神が病んでるからって何しても許されるのは、おかしいと思います。悪いことをしたから、少年院じゃなく本当は、もっと根本的な所の対応をしないといけないんだろうなぁと、改めて思いました。

辛くなりました。

こちらの作者さんの「子供を殺してくださいという親たち」という作品が衝撃的だったので、こちらも読んでみました。とても暗いですが、考えさせられました。

悲しい

まだ途中までしか読んでいませんが、知的に遅れている子を持つ親は、これを読んだら悲しいだろうなと思いました。けど、読んでいて、そんなこともあるのかと驚きました。

親たちは自分の子供は｢正常｣と思いたいんでしょうね。
世間体もあるでしょうし、少しの違和感にも目を瞑る。その結果、漫画のような悲劇を招いてしまう。皮肉ですね。
親の世間体のために生きづらさを抱えた子供が可哀相です。その親もまた見過ごされてきたのかもしれませんが。
障害=恥ずかしいこと、隠すべきこと、こんな風潮がなくなるといいですね。

社会の一側面

非常にリアルな社会問題を真面目に切り取ったマンガでとても考てさせられる。
知的障害や発達障害で犯罪行為をしてしまう子供は一定数いるが、どれも幼児期や児童期に適切な療育を受けられなかった子供で、ちゃんとケアされた子供の犯罪率は一般の犯罪率より低いということも世間には知ってほしいと思います。

絵が…

以前TVでカズレーザーさんがお勧めしていて(原作のほう)タイトルは知っていたので、
無料配信を読んでみました。
少年犯罪や心理学など内容には興味があるのですが、絵が…
人物の「目」が気持ち悪くて、読み進める事が出来ません。
犯罪少年も医者も看守も全員おんなじ目…

あー、やっぱりね！と、妙に納得してしまうリアル過ぎるマンガでした。
こういったお仕事をされている方には本当に頭が下がります。

この人の漫画、話は何か引き寄せられるし現実にこんなことが起こっているんだと思い知らされると言うか、日本人なのに日本のことを知らなすぎる自分が情けなくぉもえてくる

「子供を殺してください〜」の作者さんですよね。あれも読めば読むほど知らない事ばかりで、どうしようも出来ない葛藤がありました。
こちらもそういうしがらみがあるんでしょう。
カーキが同等に切れない、小学生でも可能な事が理解できないまま体が大きくなり力も強くなってしまう。理解して消化出来ないのには理由があるはず。この統計をとった先生はすごい。

なかなか興味深く面白い作品だと思う。何が彼らをそうさせたのか。遺伝子的に問題があるからなのか。生い立ちとか環境とか読みながら色々考えさせられる。