5.0
日本の暗部だが、紛れもない事実
教育という社会システムを、本質的に考えさせられる一冊。IQという生まれつきの資質に、教育という磨きが加えられて人格を形成されていくことに異論を唱える者はいないと思う。しかしかしながらそこに、負の家庭環境という要素や教育的ミスマッチが加わると、恐ろしい結果をもたらすことになることを再認識させられる。
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教育という社会システムを、本質的に考えさせられる一冊。IQという生まれつきの資質に、教育という磨きが加えられて人格を形成されていくことに異論を唱える者はいないと思う。しかしかしながらそこに、負の家庭環境という要素や教育的ミスマッチが加わると、恐ろしい結果をもたらすことになることを再認識させられる。
とても、多くの事を考えさせられる漫画です。
犯罪は、その人個人だけの責任だと思っていーのかと。
主に、家族の関わりかた理解にとても関係があるように思えました。
とても深い
公立の小学校に子供がかよっていますが、まさに底辺の知能の子の将来が心配です。みんなが生きやすい世の中になりますように。
読んでて辛いし、報われないし。。。でも単に同情するだけでなくて、社会的弱者をリアルに表現していて、辛いですがハマります。
発達障害のある子たちと関わる仕事をしています。家庭も機能していなかったり、親が障害を認めなかったり…しかるべき療育を受けてこないと道を踏み外す子もいるのだろうと常々感じています。
どうすればいいのか…難しい問題ですよね。
認知の歪みが犯罪に繋がるということを教えてくれる作品。教育などを考え直すきっかけになった。
原作もじっくり読みたいと思った
結構、内容が重いです。本当に些細な行き違いで人、て人生狂っちゃうんだな、と思います。教育、て大事ですね。
進むが私達が普段の生活で感じる違和感も、クラスにいたかもと言う子どものこともこの漫画を読んだことで理解して支える大人がいない子が多いことも分かる。漫画だから伝わりやすい。
テーマ、ストーリー、共に重く、暗い。
社会が飽和している現実の一部を知ることになる。
淡々と客観的に語られるストーリーに挿絵の静止画タッチで描かれているように感じる。
感情の描写を出来るだけ削ぎ落とすことで読者に思考させる効果を産んでいると思う。
情動は、表情、特に目だけで伝えようとしているように感じ妙に印象に残る。
一読する価値ありの作品と思うし原作も読む予定。
読み進んでくにつれて、子育ては難しいと考えてしまう。犯罪や事件までいくのは、その人本来の良さを大切にしてこれなかったのがあるのかな。