【ネタバレあり】離縁は致しかねます!のレビューと感想（11ページ目）

生まれつきの痣のせいで縁談をいつと断られてしまう千春。そんなとき家の借金のせいで嫌いな相手に嫁ぐことになる。嫌いだったはずなのに痣のことで欲しかった言葉を言ってくれて気持ちがゆらぐ。

切ない話ばかり

大正ロマンを根底にしていて、主人公がいたたまれなくて、読みながら何度も泣いています。幸せになってほしい。

読み始めたきっかけは、無料購読分から読み始めました。ストーリーはよくあるもので、長くなってて途中リタイアしてしまいました。

千春さん

千春さんの、乙女だけれども、とても芯のある感じが好きです。置かれた状況がどうであれ、自分の軸を失うことなく、しっかりと意思を持って決断していく姿に惹かれます。

山あり谷あり

せっかく二人いい夫婦になりそうだったのに、元カノみたいな人がでてきてヒロインをやきもきさせて…。ヒーローの友人で女たらしの画家が、ヒロインの憧れの人で…。ヒロインはこの画家の言った事に落ち込んで、今度はヒーローをやきもきさせて、やり返しているようにも見えました。なんかどっちもどっちなのでは⁈

絵がどうにも好きになれないんだけど、時代背景や家の事情が絡んだ結婚、営利追及の策略だったり複雑に絡んでてストーリーはおもしろくなってきたなぁと。ここから二人がどうお互いに信頼できるようなるのか、気になります。

展開！！！

千春さんがかなり焦らしているところが多く早くいい展開にならないかとソワソワしちゃう
一途でずっといるのにもおーー！ってなりながら読んでます笑

お疲れ様でした

毎月楽しみにしてた作品でした。
最後の番外編も、とても好みのお話でした。
最後、志保ちゃんと九ちゃんは結局結ばれる事は無く、将来志保ちゃんは別の人と結婚。その結婚式には九ちゃんもいて…。笑顔でいる志保ちゃんが九ちゃんに「形は違ってもずっと大切な人」とか言ってたり…。
なんて妄想をしてしまったり（笑）
最終的な結末は読者に任せられる感じの終わり方も最高でした!!

ヒロインの芯の強さが本当に魅力的。この時代だからかキャラクターなのか、愛情表現が分かりづらくて、もどかしくて面白いです。

時代もの

現代でない設定の中では、大正時代って多いがします。
お着物と洋服が混ざった、でもどちらもキラキラした時代。
現実離れしたお話は苦手なのですが、このお話は面白いと思いました。
自分の身体にコンプレックス？がある主人公のお話も以前読みましたが
彼の言葉１つひとつに愛を感じ、コンプレックスがまったくの無意味なものになってます。
実際、ストーリーが進むにつれ、痣のことはでてこなくなりました。
まだまだ先が気になります。