罪と罰 -正義か犯罪か
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あらすじ
頭脳明晰で孤独な元大学生・ラスコリニコフは、「少数の選ばれた非凡人は、人類の進歩や福祉に貢献するためならば法を踏み越えて殺人を犯してもかまわない」という独自の理論から、社会的に害でしかないと彼が考える高利貸しの老婆を殺害するが―――!?ドストエフスキーの代表作を、レディコミ界の第一人者・汐見朝子の視点で完全漫画化!!
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みんなのレビュー
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難しいけど考えさせられる。
小説で読むには難しいけど、この漫画なら分かりやすいです。
主人公は自身の正義の名の元に高利貸しの老婆を手に掛けたけど、その後罪悪感とかいつか捕まるかも知れない恐怖に怯える日々を過ごすようになります。
「この一撃で婆さんを○したんじゃない。自分で自分を○した。」冒頭の台詞が物語ってます。
最近、SNSでネットリンチが横行していています。ネットリンチしてる奴等は歪んだ正義感を振りかざして標的を徹底的に叩きまくってますが、そう言うのは回り回って自分に返ってきます。
コロナ渦の際に暗躍している自粛警察に対しても言える事です。
主人公と同じ末路を迎えることを覚悟した方が良いです。
ネットやSNSトラブルが多発していたりコロナ渦で人々の心が荒んでいるご時世に必要な作品だと思います。
星を1つに減らしたのは、主人公が犯行に及んだ瞬間がエグかったからです。by 匿名希望- 0
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3.0
ドストエフスキーブーム
『カラマーゾフの兄弟』がベストセラーになったのは10年ほど前でしょうか。その当時すっかり文学から遠ざかっておりブームも視界の端で見ていたのですが、やはりドストエフスキーは漫画化されていましたね。
露文学者からは安易と思われるかもしれませんが、漫画で手軽にあらすじが追えるのは嬉しいです。『罪と罰』読んだことない文学部出身として後ろめたい気持ちをなんとなく引きずってきましたが、これで気持ちはやや楽になったような。by だにえら- 1
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5.0
昔から恥ずかしながら読書家でなく、今となっては登場人物の名前が覚えられなかったりする。偶然、見つけた作品だけど潮見朝子さんてエロい漫画描く人ですよね。でも彼女の描く男性は憂いを帯びてインテリな顔して好きなんです。名作をコミックで読めるなんて有り難いです。オススメです。
by 私は黒猫ちゃん- 0
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3.0
面白い
トエトフスキーの話を漫画で読むとリアルに細部まで見てわかるから、面白い。あんなことして精神がおかしくならないわけない。正義と言い聞かせ、早まった行動で、具合が悪くなるなんて、なんのための勇気をだしてやったのか。心より心配し助け合いてくれる友人がいるのに。色々な名作を漫画にして頂きたい。
by 匿名希望- 0
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5.0
サスペンスのみに絞られていて分かりやすい
原作の罪と罰は、宗教色や政治思想などいろんな要素が盛りだくさんでかなり複雑だけど、
この作品はサスペンスのみに絞られていて、今まで読んだ中で一番分かりやすかったです!by cicocico- 0
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