adabana―徒花―

あらすじ

鮮血の美少女サスペンス!! 雪積もる小さな町で女子高生殺人事件が起こる。犯人はなんと同級生ミヅキだった…!?

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  2. 041話 コメント80
    第20話 怒り(2)
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  3. 042話 コメント83
    第21話 雪ぐ(1)
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  4. 043話 コメント85
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  5. 044話 コメント90
    第22話 モンスター(1)
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  6. 045話 コメント90
    第22話 モンスター(2)
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  7. 046話 コメント80
    第23話 罪人(1)
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  8. 047話 コメント78
    第23話 罪人(2)
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  9. 048話 コメント72
    第24話 ふたりの弁護士(1)
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  10. 049話 コメント66
    第24話 ふたりの弁護士(2)
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  11. 050話 コメント73
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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    すごいの一言につきる

    ハレ婚から作者の描く絵が好きで読みましたが、圧巻の一言です。
    この作品を受け入れられないと言う人は自分の生まれた境遇、生活している環境に感謝した方が良いと思います。フィクションのように感じるけれど、私にはある意味ノンフィクションのように感じました。
    どうでもいいニュースに埋もれてはいますが、児童を搾取する性虐待は世間に溢れていますから…
    世の中の不条理をとても綺麗な絵で描いた強烈な作品で読後は大号泣でした。
    最近読んだ漫画の中でベスト3に入るほど、私的には大作です。
    このレビューに共感するか否かは実際に読んでみて調べてみて決めてほしいです。

    • 279
  2. 評価:5.000 5.0

    実を結ばないその花は

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    たまらなく悲しいけれど、心を洗われた。
    そんな読書体験は、なかなかあるものではない。

    まず、序盤から中盤にかけては、事件を巡る登場人物たちの証言と人物像がそれぞれ食い違い(特に被害者の恋人のキャラクターが、被害者の言と主人公の言で全く違う)、このあたり、サスペンスとして非常にスリリングで、抜群に面白かった。
    これは現代版&漫画版、芥川龍之介の「藪の中」だと思って、ワクワクした。
    何しろ芥川の「藪の中」は本当に真相が「藪の中」という作品だが、さすがに本作がそんな結末を迎えるとは思えず、着地点がどこになるのかな、と。

    後半、物語が「藪」を抜けてからは、事件の全貌がゆっくりと見えてくる。
    主人公の意図が明らかになり、「何があったのか」と「何が起きようとしているのか」がバランスよくシンクロしてゆく中で、物語は様式美すら漂うくらい綺麗に、しかし、悲しみに満ちた終幕へと向かってゆく。

    はっきり言って、主人公の「行動」には、リアリティーもクソもない。
    しかし、その執念、その情念、そして、ある特別な時代にしか持ち得ない友への強烈な思慕、そのリアリティーは、あまりに鮮烈で痛切で、「出来事」の噓臭さなんて吹き飛んでしまった。
    こういうのが、フィクションの真の力なのだと私は思う。

    タイトルの「徒花」という言葉は、咲いても実を結ばずに散る花を示す。
    何てことだ、タイトルからして伏線だ。
    しかし、実のところ本作は、咲いても実らなかった、ではなくて、実らなかったけれど、確かに咲いたよね、という物語ではなかったか。
    それは、主人公の「これでいい」という言葉と完璧に呼応する。

    エピローグのラストシーンが、信じられないほど素晴らしい。
    もちろん、見事な作画が前提にあってのことなのだが、このラストは、小説でも映画でもなく、漫画でなければ駄目な気がした。
    子どもを守ろうとしなかった大人、子どもを守れなかった大人、そして、子どもを守れなかった子ども。
    誰一人許されないようなもの悲しい世界の真ん中で、このラストシーンにだけ、唯一、本物の赦しがある。
    それはほとんど奇跡と言って差し支えないほどに、ただ静謐に、それでいて気が狂ったように、あまりにも美しい。

    by roka
    • 369
  3. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    最後まで読みました。
    弁護士にすら最後の最後までマコが汚されるような真実を言わずに守りきったこと、暁を地獄に落としたこと、このすべての筋書きが美月がマコのために作った小説、物語だったのかなと。
    ダンサー志望のマコと小説家を夢見た美月の他愛もない会話さえも美月は覚えていて最初で最後の作品を捧げたのかなと思ったら彼女の愛情の深さに泣けて泣けて仕方なかったです。

    • 66
  4. 評価:5.000 5.0

    悲しいけれど

    ネタバレ レビューを表示する

    最初から最後までダラけることなく、面白かったです。ぜひ最後まで読んで欲しい漫画です。真子のまわりにはクズな大人達しかいなくて、真子がいい子なだけに苦しいし絶望感がひしひしと伝わってきます。主人公の美月は、クールで賢く暁にもしてやられない強さにはしびれました。途中は巻き込まれて可哀想だなと思っていましたが、そういう見方は間違っているのかなと思いました。
    最後は何度読み返しても泣いてしまいます。

    • 36
  5. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    徒花…咲いても実を結ばずに散る花。
    タイトルからして意味深です。
    画力ハンパないです。
    そして美月の嘘から始まる複雑なストーリー展開に直ぐに惹き込まれました。

    美月と真子の関係性。
    貧困から性の対象として自らを売らなければいけない少女。
    それを利用する男達。
    あまりにも救いの無い、悲しいお話です。

    内容は違えど、個人的には旭川の凍死した少女の事件を思い起こさせました。

    私にも親友はいますが同じ状況下だったら美月の様に出来たのか、いや、したくても出来ないでしょう。

    紙で読みたかったので、コミックを買いましたが夢中になって一気に読んでしまいました。
    これを描き上げた作者さんの情熱が素晴らしい。

    かなり重たいお話ですが、オススメです!

    • 31

すべてのレビューを見る(1188件)

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