【ネタバレあり】結婚という名の檻の中でのレビューと感想

18世紀に建てられたグレイモント邸宅。まるでダウントンアビーみたいですよね。ダイアナはその邸宅を守るために、ニコスと契約結婚をしますが、いつしか愛してしまい、それを怖がって別れを決意します。ラストはニコス、ニコスの母とわかり合えて良かったです。

ニコスとダイアナ２人とも母親との間に葛藤があった。父親が妻に裏切られ抜け殻のようになった姿を見て育ったダイアナが結婚に対して懐疑的になってしまうのも無理はないでしょう。ニコスは母親と和解できてよかった。

2年期限つき結婚

ダイアナは純心でお父さんを見て育っているのでかなり愛に臆病ですね。でも2年の期限つきはやはり彼を愛してしまったダイアナは心の傷を最小限にしたくて自分から、離婚したいと申し入れしたのね。２人で最後幸せになって良かったわ。

深い愛

愛する人を失った苦しみを傍で見てきたダイアナ。
愛してしまった後、期間限定の別れがきてしまえば父と同じになってしまう。
表現力があり、感情移入し泣いてしまいました。
感動しました！！

麻生先生の絵が好きでいつも購入しています。大富豪の男性とバージンの女性という、先生の作品に多くある男女関係ですが、今回も期待を裏切らない作品でした。

おお

これは絵が苦手だった。
ストーリー的には興味深いのが、とてもとても残念でならない。
この手の絵が苦手でなければ、とても楽しめると思います。

絵が

この独特な絵が好きなファンの方はいらっしゃるかとは思いますが、私は好きになれませんでした。絵が気になって内容が入ってこなかったです...