【ネタバレあり】[小説]俺の傍にいなよ ～傲慢御曹司の愛の手ほどき～のレビューと感想

好きになる

ヒーローがヒロインを好きになる描写が弱くて、怒涛の鬼甘が宙に浮いてました。ヒロインも美人設定だけど、読み取りがたく、やりとりに違和感を感じてしまった。

ヒロインは、ちょっと残念な美人さんですが、たまたま見つけられた御曹司から一目惚れされ，プロポーズ、超スピードで同居，結婚に至るわけですが、振られた元カレから酷い言葉を投げかけられ、婚活で見染められた相手からもひどい態度を受けるんですが、もう少しキチンと言い返せばいいのにと、ちょっとイラッとしましたが、その分、御曹司がやっつけてくれ、スカッとしました。ただ、絵がちょっと…、そんなに美人に見えなくて残念でした。

ちょうどいい読み切り

彼視点のストーリーも早い段階で入っていたので彼の気持ちを疑わずに読むことができた。無自覚な美人、歴代の彼氏は釣り合おうと勝手に妄想して見栄を張り疲れていったのだろう。スペックが高い彼だから彼女を対等に評価できた、素の彼女を好きになれたんだと思う。いいお話でした。

良かったぁ。お見合いパーテイーで会った変な人と付き合わなくて。偶然だけど、御曹司のハイスペ彼が一目惚れをしてくれたお陰で逆転ハッピーエンドでした。美人で有能なのに欲のない主人公。そんな主人公を分かってくれた彼に出会えてよかったです。