【ネタバレあり】よふかしのうたのレビューと感想

ナズナちゃん…本当は1日だけにするつもりのはずなのに好きになってしまって好きになった吸血鬼はその人の血を吸えない悲しさ…感動できる😭

女の子の告白を断ってから、学校で仲間外れにされるようになった主人公。不眠症になり夜の街に繰り出すようになる。そこで吸血鬼の女の子と出会い、さらに夜更かしするようになり、というラブストーリー。

コトヤマさんの作品はストーリー性もあるしちゃんと面白い部分も含んであるから最高です！「だがしかし」という本も読んだことがあるんですけどやはりストーリーも面白いし少しおふざけしてあるところも最高で面白いです！

思春期特有の自分を見つめていく作品ですが、不眠症の主人公が吸血鬼にあって、非日常を経験し、さあどうする、という感じで進んでいくので、ファンタジーとしてもおもしろいです。

眠れない主人公コウは夜の街で吸血鬼のナズナに出会う。コウは自分も吸血鬼になりたいと思うのだけど、吸血鬼になるためには吸血鬼に恋をした状態で、その吸血鬼に血を吸われないといけない。人の愛し方がわからないコウ、恋愛に奥手なナズナ。しかもその存在を知ってから１年以内になれないと、秘密を守るためコウは吸血鬼たちに◯されてしまう。
お話しは吸血鬼になる為にはから始まって、本当に吸血鬼になりたいのかまで発展していきます。コウが自分をみつめていくお話しです。

危うさがいい

吸血鬼との恋、古典的な設定の様に見えて、なんの何の斬新な物語。今日的な味付けが程よくなされているように私には感じられます。ストーリーや表現がギリギリのところで戻ってくる、そんな危うさがあるような気がして好きな作品です。

最高

まず遅くなりましたが完結おめでとうございます。私個人としては続きが気になりすぎましたがよふかしのうたらしいなと思わされました。

吸血鬼すげー

いきなり、家に呼ばれたから着いていって、血を吸われて吸血鬼になりたいといいだして、そこからコウが、いろいろな人と出会っていく物語！

中学生のコウは告白されるが断ったことで友達に責められ、何もかもが嫌になり不登校になる。ある日初めて人に誰にも言わずに外に出た。

51話までの感想

すっごく気になるところで無料が終わってしまった。
続きが気になるけど、けっこう長編なので課金は悩むところ。

コウぐらいの年齢のとき、なんとなく深夜に外を歩いて、非日常を感じて特別な気持ちになったことを思い出した。吸血鬼にも色んなタイプがいて、トータルで見るとわりと皆残酷で自分勝手だけどナズナは違う。コウは今現在の自分の状況だけで吸血鬼への道を願うけど、一度踏み入れたら後戻りできないから、ここから葛藤していくんだろうな。ナズナが吸血鬼である以上、ハッピーエンドが予想できないけど…このふたりには幸せな結末が待っていてほしい。