5.0
ソーニャさんらしい作品
作者さんとソーニャ文庫さんが好きなので購入。
継母から虐待され、ついには継母と神父に魔女という名目で地下牢に閉じ込められてしまうヒロイン。そしてその地下牢でヒロインに再会し、助けだし自分のとこでかくまう(とじこめる)ヒーロー。
一方的に交流をヒーローから切られたと思っているヒロインは、なかなかヒーローを信じきれずに、訳あって言葉も話せないので切なくもどかしい状態が後半まで続きます。虐待や魔女狩りという内容なので、全体的に内容が重く仄暗い雰囲気のお話ですが、ちゃんとハッピーエンドです。
後書きで作者さんも言ってるとおり、ヒーローがだんだんとサイコパスに…(笑)
でもそんなとこがソーニャ文庫らしくて私は好きです。
出来れば、二人の結婚した後の甘々なエピソードをもっと読みたかったかな。
- 6