5.0
またまたゾクゾク
影山というミステリアスな男と関わりがあった女たちの証言を元に話が進んでいきますが、確かに思春期に指が6本あるこんな男性と出会ったら絶対忘れられない
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影山というミステリアスな男と関わりがあった女たちの証言を元に話が進んでいきますが、確かに思春期に指が6本あるこんな男性と出会ったら絶対忘れられない
影山という6本指の男は中学時代から何人もの女と交わり、女達は後になぜかそれを告白し合います。しかし妬み嫉みという感情は抱かず、影山が哀しく生きた男だったと追想するに留まります。やや陶酔してる感も否めませんが、そんな風に愛せた男がいたことを皆共通して誇らしく感じてるように思いました。霧の街釧路で影山博人に出逢ってみたくなるかも。
まるでもんでん先生にコミカライズされるために書かれたような小説だ。儚くて、謎めいて、エロティックで、そして愛おしい。素晴らしい作品世界に魅せられて、一気読みしてしまった。
ワクワクする展開。続きが気になるー!絵も綺麗で読みやすいし、もんでんさんの作品は本当に描写も素敵で大好きです。
もんでん先生の描くお話は大好きです。
私も北海道出身で、知っている町、住んだことのある町、遊びに行っただけの町。読んでいると色んな思い出が一気に溢れてきます。
もんでん作品全てに於いての感想は全編実写で見てみたくなる、そんなお話です。
このお話もそうでした。
影山博人、月のような、月の裏に隠れている星のような、不思議な存在は意外と身近にいるような気がします。もしかしたら人間誰しも自分の中に抱えているものなのかもしれませんね。
終わってしまうのがもったいなくて大事に読みました。ありがとうございます。
その男は指が6本あった。その不思議なフレーズに魅かれて読み始めた。大人の物語だと思った。もっと、若いころだと、内容があまり、理解できなかったかもしれない。まあ、個人差があるので、なんとも言えないが。
リレーのように一人の高校生の女の子が
同級生の男に関わる話から、彼女の知人の女性たちにと、話が繋がて行く。とても深い悲しみ、苦しみを抱えて生きているその男。でも、泣かない、泣けないのかもしれない。づなるんだろうと、いうおもいが、次々と読み進ませる作品だと思う。
無料分を全部読み切って、続きが気になるので最後まで購入しました。難しいところもあったけれど、面白かったです。
タイトルだけみたら、よむのを迷っていました。しかし、読んでみたらかなりおもしろいです。短編だから、さらに読みやすい
とても深いですね。
一筋縄ではいかない、頭で理解しようとしても出来ない、何度も読み返して味うタイプの作品です。
彼の本心はどこにあったのか。。。
哀愁と人間の不可思議さに惹きつけられます。
この作家さんの作品は全て好きですが、これは本当に哀愁漂ういい作品です。色んな見方や考え方ができて、何回でも読めます。