5.0
ゲームの悪役令嬢に転生、という設定の話は他にもありますが、この主人公は明るく積極的に没落を目指していて面白い!
しかも、やることなすこと裏目に出て、結局ゲームのヒロイン(ライバル)を助けてしまう。
従者のアディとのやりとりも軽妙で、話のテンポも良くて面白いです。
- 0
ゲームの悪役令嬢に転生、という設定の話は他にもありますが、この主人公は明るく積極的に没落を目指していて面白い!
しかも、やることなすこと裏目に出て、結局ゲームのヒロイン(ライバル)を助けてしまう。
従者のアディとのやりとりも軽妙で、話のテンポも良くて面白いです。
バッドエンドを回避するために奔走するようなお話はよくありますが、自ら目指してしまっていてびっくりしました。悪役になりきれないお人好しなところが可愛らしいです。
ドリルお嬢さま爆進中!
読みながら笑っちゃうんだけど、、、
何気にモロモロ手出しするから物語通りにいかない訳で、
黙って自分の台詞のみ追っていけば物語通り進むのでは!?と思わないでもない。
無事(?)に没落できるか楽しみです!
前向きに没落に向かっていうという、痛快なお話し。絵は可愛らしく、話もテンポよし。どんな結末を迎えるな楽しみ
メアリがただただ良い子。良い子だから嫌がらせが嫌がらせにならず好感度があがるっていう本末転倒なお話。没落出来るのかな…
無料分読みました!
結局なんだかんだ悪役令嬢と言いつつ、めちゃくちゃいい人たちです。応援したくなります。
乙ゲーの悪役令嬢の過去を知っているからこその今に至るメアリの発言は、的を得ていて読んでいてスッキリします。
小姑系サバサバお嬢様。
いつかはアディと幸せになって欲しいです。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したのをある日突然思い出す系、悪役令嬢もの。
しかし他の悪役令嬢ものが破滅回避を目指して奮闘するのとは異なり、この物語の悪役令嬢メアリは自らが没落する事を目標に、悪役っぷりに精を出します。
メアリの没落願望には理由があり、それが描かれるのがコミックス二巻。序盤ではこの願望に「?」となりますが、理由を知れば彼女の行動にも納得出来るでしょう。
無料分が面白かったので、コミックスを購入して既刊最新話まで読みました。小説版は未読です。
とにかく、マイペースできっぱり物を言うけど、情に厚く優しいメアリが魅力的。
ちゃんとしてれば頭脳明晰で気品溢れる、眉目秀麗な令嬢というのも好ポイント。
彼女に付き従うのが従者のアディ。お調子者でコミカルな面がよく描かれますが、頭が良く手先も器用で忠誠心に篤く…加えて美形で高身長な、有能従者です。
二人は主従だけど共に没落を目指す相棒でもあり、軽口を叩き合いながらもメアリはアディを心から信頼しており、アディはメアリを己が命より大事に想う、この関係がとても好ましいです。
正ヒロインのアリシア(実は王女様)が悪役令嬢のメアリに懐くのはお約束ですが、そのアリシアも素直で良い子。
メアリの元婚約者でアリシアに惹かれる、攻略対象筆頭・有力美形貴族のパトリックも一見クールでシニカルながら、メアリを信用しており幼馴染みの二人は婚約関係が無くなっても好い関係を持続している。
この二人にメアリの家族、使用人達…周りの人々が皆良い人でメアリの本質を理解してなお好意的なのも、ストレスなく読めていいです。
ちなみにパトリック以外の攻略対象達も出ますが、アリシアがパトリック一筋なのでほんのチョイ役です(笑)。
このように、乙女ゲーものにありがちな悪役令嬢ないしヒロインちやほや要素がないのも、この作品の特徴です。
代わりに、先述のメアリとアディの関係は非っ常ーにどきどきします!
メアリを何よりも想っているのに身分の差、加えてメアリの的外れにより気持ちを伝えられないアディが切なくも可愛いです。贈った花束を己に見立て、「誰にも渡さない、もう私のもの」と言うメアリに「貴女のものですよ」と微笑むアディが良かった…。
今は乙女ゲーの続編に物語が進んでいますが、メアリとアディに幸せになって欲しい反面、アディの片想いをもっと見ていたい思いの板挟みです。
悪役令嬢優しすぎるし、親切すぎる。めちゃいい人でよんでてニヤニヤしてしまいました。
今後どんな展開になるのか気になります。
最初らへんしか見ていませんが、ヒロインと攻略対象の人物の恋を邪魔しているはずが、逆に発展させてしまってるという、場面があり面白いなと思いました!
絵も綺麗で物語も面白かったです!