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狂四郎2030

あらすじ

西暦2030年。第三次世界大戦が終結して5年後の日本だ。核ミサイルによる戦争は、80%に及ぶ地球上の人間を消滅させていた。生き伸びた狂四郎は、空を警護するヘリ巡査になっていた。そんなある日、科学者の脳を移植された言葉を話す犬・バベンスキーと出会う。

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  2. 221話 コメント5
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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    ついに名作&大作の狂四郎が!

    今までめちゃコミに無かったんですね。
    グロテスクな絵柄、描写が多いですが、とても画力のある作家さんです。
    この臨場感のある戦闘を見れば納得していただけるかと。
    顔の描き方などの癖が強いので、絵が下手だと言ってしまう人がいますが、一体何をどこを見てるのかと思いますよ!
    緊迫したシリアスシーンで時々混ざるギャグが、私としては少しも寒くないしホッとするんですよ。むしろギャグがないと、重すぎて読むと心が辛いです。
    とにかく大好きな作家さん。
    もっこり半兵衛も、毎日新作が出ていないかチェックしています。
    狂四郎は、紙の本も一巻ずつ買える&読める電子書籍も揃ってますが、めちゃコミでも揃えようと思います。

    by 匿名希望
    • 19
  2. 評価:5.000 5.0

    作者が新境地を開いた、漫画史の名作

    私はこの漫画が大好きで、全巻持ってます。
    楽しくほのぼのしたエロのお笑いを描いていた作者が、一転して新境地を開いた記念すべき作品と思っています。

    近未来のナチスのような恐ろしい軍事&管理社会で生きる狂四郎と志乃、バーチャル世界で出会い結ばれた二人が現実世界で出会うまでの辛苦は手に汗を握ります。
    エロ満載でエグイ場面もあるけれど、人の内面や社会的な要素も含め、深い内容です。
    狂四郎は剣の達人で、その戦闘場面は残酷さも含め、大変迫力があります。

    私としては、一番初めの方の、志乃を純粋に愛して横恋慕するエリート男性と志乃のやりとりと、それに続く狂四郎と彼の決闘(凄い迫力でした)の物語が、一番心にしみましたね。

    この作者のギャグとエロが嫌いでない方には、是非一読をお勧めします!

    by KUMA123
    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    漫画家渾身の「名作」。

    ネタバレ レビューを表示する

    「狂四郎2030」がもっと評価されても良いはずなのに、そうでない理由の一つは、濃厚なベッドシーンが多いからではないかと私は勝手に思う。特に、女性読者にとっては、躊躇う人もいるのではないだろうか。

    だが、読んでみれば分かる。この壮大な物語の意味を。

    独裁者と機械と数字が支配する残酷な世界で、狂四郎とユリカはネット上で出逢い、結ばれる。その二人の濃厚な逢瀬のシーンは、いわば現実の世界に対するアンチテーゼであり「人間賛美」ではないかと思う。

    人間は確かに残酷な性格がある一方で弱い。脆い。誰かにすがらなければ、生きられない生き物なのかもしれない。作中でも、何度もそう思わせる惨いシーンや愚かなシーンが描かれている。

    だから、人は過ちを恐れ、傷付く事を避け、自ら考え行動する事を止めてしまう。結果、独裁者の甘言に酔いしれ、高度な文明に頼りきり依存してしまう。まるで「機械じかけの揺り篭」の中にいる赤ん坊の様に。

    それでも、不条理と残酷さが支配する絶対的な世界においても、作者は「人間」の持つ、数字では表せない「可能性」、崇高な「愛」を信じて、この作品を描いたのではないかと私は思う。

    後、時折、絶妙なタイミングで入るギャグセンスも秀逸だと思う。誰かを蔑んで笑う、悪い意味の笑いではない。ユーモアある笑いである。良い意味で「笑う」事。これも暖かい血の通った人間だからこそ出来る、素晴らしいアクションの一つなのかもしれない。

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    名作です

    ネタバレ レビューを表示する

    最初は所々に下ネタが入ることと、絵が好みではないかもと思い苦手かなと思いながら、読み進めていきましたが、深いストーリーに見事にはまりました。

    各々の登場人物の背景がしっかり描かれています。
    非情だなと思う話もたくさんありました。でも、主人公たちは絶対に負けない。自分達の目を覆い隠したくなる過去とも向き合い、その上でお互いに手と手を取り合って生きていくことを決めた狂四郎と志乃。

    特に戦闘シーンの狂四郎がカッコよかったです!

    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

    愛の尊さ

    まだ20話までしか読んでないのですが・・・

    小さい子供と愛する夫がいるので、単行本では買えないくらいのどぎつい下品なギャグが多いです(笑)

    小学生の頃、叔父の持っていたシェイプアップ乱を読んだことがあったので、この作家さんの下品なギャグに免疫がありました。苦手な方も多いかと思います。

    それでも、課金して読んでしまう壮大な作品です。
    運命の人に出逢う素晴らしさ。
    愛する人と心や身体を通わせる喜び。
    自由とは、愛とは、人間の尊厳とは何か。
    本当に素晴らしい作品です。

    ワンピースの尾田先生が以前アシスタントをしていた方が描いています。

    絵も好みが分かれるかと思いますが、喜怒哀楽を豊かに表現されています。

    早く先を読みたい!

    • 2

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