みんなのレビューと感想「虐待父がようやく死んだ」（ネタバレ非表示）（78ページ目）

胸糞悪い話なのにﾄﾞﾝﾄﾞﾝ読み進めてしまいました。
親子の縁を色んな意味で考えさせられる話だと思います。

普通の人に理解できる？

普通のお父さんと普通のお母さんと普通の家庭で育ちたかった。

私もそう思って早くに結婚して家を出た。
普通の家庭を築きたい。
そう思って、、
普通の家庭って、どんなだろう。、

ひたすら主人に尽くした。
口答えなんかせず尽くした。
喧嘩になるのが嫌だった。
いつも笑顔でいたかった。
ひたすら主人が求める妻になろうと努力した。子供が産まれても主人を一番に気遣って生活した。子供には我慢をさせた。

そんな卑屈な私は主人をモラハラ夫にしてしまった。子供は早くに自立し帰ってこない。

私の性格は歪んでいる。


実の親に「○ねばいい」などと思う人は 私の回りには一人もいない。

私は ずっと 願っている。
「早く逝って」と、、

そんなことを考えるのは人として失格だと思いつつ
「早く」と願っている。

そんなことを思わせる親に産まれた自分が可哀相だと思っていた。

この作品のお陰で少し心が軽くなった。
ありがとう

昔は

私が子供の頃は、こんな親、普通に生息していた。
が…この話の父親は、外面がいい分たちが悪い。今なら逮捕される父の下、成長しました。

この作品を描き切ったことを尊敬

不倫揉めや性的な目で…というのはなかったけれど、DV、モラハラがひどい家で育ちました。近所にも怒声が響き、怪我をして病院に行っても昔はこっそり隠され。警察は家族の問題と取り合ってくれない時代でした。

一気に最後まで読んで泣いてしまいました。作者さんが自分と向き合って、消化しつつあるのが本当にすごい。壮絶な体験を思い出すのも辛かっただろうに。いい方に巡り合って、家族をもって、ただただ尊敬です。

お兄さんの呟いた「早く終わってくれないかな」は気持ちがわかってしまい、苦しくなりました。

個人的には黒い感情も隠すことなく描いてくれて、私もこんなこと思ったなとか、怒りの勢いというか、そういう表現に自分だけでないとホッとさせられさえしました。

私はいまだに消化どころか向き合えていないですし、実家に帰ると鬱状態になってしまい2ー3日寝込んでしまうしまつですが、作品を読んで自分と向き合う一歩を踏み出そうと思えました。辛いですが読んでよかったです。

好き嫌い分かれる

一気に読みました。内容がディープなので好き嫌いが分かれると思います。でも私は引き込まれて一気に読みました。実際にこういった事があるのだと思うと苦しくなりました。

気分が悪い

この作者って性格の悪さを全て両親のせいにしてるけど持って生まれた部分もあるんだろうな…
ってのが感想です。
最後、自分を美化してるあたりが生理的に無理。
悲劇のヒロイン気取りにしか受け取れない。
そもそも　よくこんな人を嫁にもらう男がいたもんだなぁ…

こういうのが

リアルなんだなと思った。
こういう事がもしもよくあるのなら、周りも気付けない。とても怖い　もし気付いても自分に何が出来るか考えさせられた。

こういう話は

こういう話は読んでいてとても辛い。
こういう父親が、いなくなる世の中ならいいなと思います。
ハッピーエンドを期待します。

壮絶で苦しい

葛藤が伝わってきます。サイコパスな父親に共依存する母親。そして自分たちの存在が母を苦しめると思い込む子供たち。小さな世界で閉じ込められてきた作者の気持ちやその瞬間の風景や心象が痛いほど伝わってきます。

心が痛む

読んでいて、こんな風に幼少期を過ごしてきた方が世の中に何人もいるんだなぁと心が痛みました。
本当に負の連鎖ですね。
この父親も、そんな環境で育ってきたのかなぁとも思ったり、、、

自分の生活が当たり前と思ってはいけないと。