みんなのレビューと感想「虐待父がようやく死んだ」（ネタバレ非表示）（102ページ目）

暴力を振るう父親が絶対悪かと思っていたけれど、母親も悪ですね。なんだかんだで父親に依存しているし、子供たちに自分の理想を押しつけている。何とも胸が苦しくなる話でした。

DVなんて…と思っても、実は自分自身もいつ加害者、または被害者になりかねない。危ういところでみんなバランスをとっていると思う。外側から見たら、とても愛想のいい好青年、品のいい貴婦人、優しそうなお母さん…他人にはそう見えても、実際は身内か、むしろ自分自身しかわからない。

外面と家にいる時の父緖の姿が全く違うのに周りはわからない。
何かそんな事元彼がしていたのですごく気持ちわかります。
現代にとても必要な漫画だと思います。

かわいそう

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父からしたら正義のつもりでも、受けたがわの傷はずっと消えないんですね。
体だけじゃない、心の傷が大きくなっても支配していく虐待の 連鎖がよくわかる漫画でした。

予防と支援について考えさせられる作品

狂気が表現されていて、シンプルに、怖かった。
昨今の悲しいニュースの数々と重ね合わせ、被害を大きくしないためには、「被害者自身が、被害を回避することができるか」が最も重要なファクターだと強く感じた。
例えばいじめ。私立より公立の学校の方が、大学よりも小学校の方が陰湿で深刻ないじめが多くなると言われているのもこの理由。要するに逃げられないから、被害を受け続けてしまう。

自尊心の低い父親×経済力のない母親。この組み合わせでDVが起きると、止めようがない現実がある。被害者である母親が自立できる経済力をもつこと、そのための教育を受けること。（これは大人も、子供も）
そしてそもそも自尊心の低い男性とは結婚しないこと。など、深刻な被害を防ぐための様々なことを、教育なり支援なりで進めていかないといけないと思った。
ご自身の体験を通して伝えてくださる作者様には感謝です。

体感したことないが…

体感したことないから、怖いもの見たさで読んでしまっていたかもしれない。だが、知ることは必要で、自分の近くでその疑いをもったら、通報なり相談なりしなくてはならないと思った。学ばされる作品。

心情がわかります

私も子供の頃似たような状況があったので、心情がわかります。
いざ親になってからの子育て中の葛藤も共感しました。

胸糞悪い話なのにﾄﾞﾝﾄﾞﾝ読み進めてしまいました。
親子の縁を色んな意味で考えさせられる話だと思います。

普通の人に理解できる？

普通のお父さんと普通のお母さんと普通の家庭で育ちたかった。

私もそう思って早くに結婚して家を出た。
普通の家庭を築きたい。
そう思って、、
普通の家庭って、どんなだろう。、

ひたすら主人に尽くした。
口答えなんかせず尽くした。
喧嘩になるのが嫌だった。
いつも笑顔でいたかった。
ひたすら主人が求める妻になろうと努力した。子供が産まれても主人を一番に気遣って生活した。子供には我慢をさせた。

そんな卑屈な私は主人をモラハラ夫にしてしまった。子供は早くに自立し帰ってこない。

私の性格は歪んでいる。


実の親に「○ねばいい」などと思う人は 私の回りには一人もいない。

私は ずっと 願っている。
「早く逝って」と、、

そんなことを考えるのは人として失格だと思いつつ
「早く」と願っている。

そんなことを思わせる親に産まれた自分が可哀相だと思っていた。

この作品のお陰で少し心が軽くなった。
ありがとう

えげつない…

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無料だった3話まで読んだが、あまりにも重過ぎて続きを購入するのを躊躇ってしまった。弱者に暴力を振るうこの父親は最低な人間である。嫁のありもしないでっち上げの噂話を世間に言いふらす姑も然り。
ただ、やっとの思いで離婚したのに再びヨリを戻すって意味が分からない。 子供達を大学に入れてあげたいという理由だったけど、他にも方法はあったはず。報奨金とか学生ローンとか…。お母さんも本当に子供達の事を考えているなら戻るべきでは無かった。