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本当子供らしく無邪気に生きて育ってほしい、ただただそう思う作品だった。
なんか悲しくなるだけだった。。
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本当子供らしく無邪気に生きて育ってほしい、ただただそう思う作品だった。
なんか悲しくなるだけだった。。
フクロウ症候群の話を読みました。
1〜3話。ネタバレ感想ご注意ください。
昼間ボーッとしている、主人公の舞。
小学校の担任、丸山先生は家庭訪問もするのですが、門前払いで、手紙も読まずに捨てられました。
先生は心配で、舞にフクロウ症候群の話をし、舞も家で話そうとしますが、
母はクラブのママになれると大喜び。居酒屋でお祝い。
時は流れ、中学生になっても、昼間はボーッとしてました。
最近は母も忙しいのか家に帰らず、舞も学校を休むように。寂しい。
舞は夜中に外出します。昼と違う夜の風景。
舞はナンパされますが、車に乗った男にその場は助けられます。
マンションの一室で、ビタミン剤と水を渡され、飲んだところ襲われました。
男は舞の母に恨みがあるよう。
ホステス引き抜き。おかげで男の店は閉店。今では売人。
男は喋ります。すると舞が気絶しました。
たった1錠。男は怖くなって逃げました。
朦朧とした舞は、母に助けの電話をしますが、
経営が上手く行かない母にガチャ切りされます。
、、そして気がついたら、丸山先生の家でした。
先生にも電話していたのです。
先生は、心配で中学にも尋ねていたそう。
先生もフクロウ症候群で体を壊したから、舞には子供らしく明るく生きて欲しいとの事でした。
そして舞の家。母が帰宅するなり、
「店の家賃が払えないと今月にも出ていかないといけない。あんたエーブイにでてくんない?今まで育ててやったんだから。親孝行してよ。」
舞は、母の知り合いからもらったビタミン剤を勧めました。
3錠以上飲んだら楽になるよ。
母は死にました。
舞は今は児童施設で、明るく過ごしています。
おわり。
感想。ビタミン剤なわけがありません。覚○○剤です。
丸山先生が、事件のマンションから舞の私物と思い、持って帰ったものです。
私は、母親の言い草がとても気になりました。
子供に言うな。「今まで育ててやったんだから」(この母は更にそれ以上の事を言った)
しっぺ返しは、すぐに来ました。
子供らしく明るく生きて欲しい。同感です。
いい母親とは何か常に悩んでいる私からはすごく信じられない人達だと思います。
でも環境とか生い立ちで誰でもなる可能性がある。悲しい事です。
すごい心にぐっとくるものがありました。
今この現代ありますよね。
私も人の親なので
怖い気持ちになりました。
読み終えたあとに、嫌悪感しか残りませんでした。
現実にありそうなんだけど、読み進める精神力がなかった、、、。
極端なキャラになってるのかもしれないけど、現実はもっともっと酷い親もいることを考えてしまい苦しかった。
苦しくなります。ふくろう症候群。子供がいる私は驚きながら読みました。もっとたくさんの方に知ってほしい作品です
「ふくろう症候群」という言葉は知らなかったけど、確かにそういう子供が多い気がする。
小学3年生の甥っ子は9時まで学習塾に通っている。
ますみ先生の作品のみですが
個人的にはかなり好きな作品でした
私も昼夜逆転気味なので少し
感情移入しながら読みました
お子さんがいる方に読んで頂きたい作品です