みんなのレビューと感想「痴情の接吻」（ネタバレ非表示）（10ページ目）

紙一重の危うさ

タイトルの暗示する気配を考えながら作品を読んでみました。主人公の忍は高校時代から一途に和華に惹かれていて、目的を達成する為、エリートとしての海外勤務から地元への転勤をし、数年計画のプロジェクトを虎視眈々と計画実行するあたりある種の危うさを感じます。

和華にルームシェアを提案する際も、綿密で周到な準備と経済力を駆使して和華の承諾を得るあたり、一途な思いと一瞬の狂気の紙一重の危うさを感じます。彼はストーカーとは違いますが、彼の強い執着心が何に由来するものなのか気になります。

告白後、断られても決してめげないこれからの展開は興味深いし、もしかしたらハッピーエンドかもしれないけど、個人的には、忍は全ての努力が報われず泣くこともありかと.....もし和華が彼の綿密な計画の全てを知ったらどんな風に思うのか？人それぞれかもしれませんが。

作者さんが好きで買いました。イケメンメガネ忍の口説き方が強引なところもあるけど、好き。やがて、両想いになるのですが、そのあとの忍の深い愛がたまらん。

9話まで

読みました！
忍の一途さがとても良いです。和華が落ちるのも時間の問題だと思います。
タイトルに痴情がついてるからこれからもっとそういうシーンが出てくるのかな？と思いながら読みます。

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ドイツに滞在していた忍さん目当てで読んでしまいます。主人公に焦ったい時もありますが…
この先が楽しみです。

わかってるのに

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ついつい読み進めてしまう、好きな子にはイジワルしちゃう男子と真逆の男子可愛すぎる！
どストレートに気持ち伝えて攻めるって意外と珍しい

テンポ良い

和華にストレートな想いをぶつけてくる忍相手に、初めこそは戸惑いから距離を置こうとした和華だが、その後わりとスムーズに両思いへ移行して行くのでスッキリ安心して読めています。けれどまだ先は長そうなので、きっとこの先に二転三転があるのでしょうね。

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偶然を装った再会かな？図書館司書の彼女と大手企業に勤めるエリートの彼。２人は高校の同級生で。彼女の心を掴む為、一緒に住むマンションを押さえたり、料理で胃袋を掴もうとしたり。読みハジメなので、これからが楽しみ。

文学的で知的なヒロインとヒーローのまったりしつつスマートな雰囲気で進むストーリー。なかなか好きです。

紳士的な態度

仕事ができて頭がいい男性は、恋の駆け引きも上手い！女性を褒める言葉、タイミングが絶妙で下心も見せずに上手い！

面白いけど

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元同級生の高スペックイケメンに愛される美人司書。
お話としてきちんと設定も詰められており、チグハグな部分や激しいツッコミどころもなく絵もとても綺麗なので、恋愛まんがとしてとてもよくまとまっています。
ただ、谷崎の痴人の愛を絡めるのは違和感が。
本好きという設定を強めるためなのでしょうが、自分の愛は谷崎の痴人の愛のように狂ってる...みたいなくだりは無理がある。
タイトルとの絡みもあるのか？何らかの事情があるのか？理由はわかりませんが、マンガはマンガの楽しみ方があり、文学には文学の楽しみ方があります。
絡めるならもう少し丁寧に下調べをしてから。それが不可能なら避けた方がいい。
中途半端だと残念感が強まります。
よって星－１です。