【ネタバレあり】それでも愛を誓いますか?のレビューと感想（72ページ目）

辛い

見ていて辛くて悲しい気持ちになる。子供を作るタイミングってなかなか難しいんだなと思う。お互いのタイミング合う時っていつなの！！！！ってなる

痛いけど、これが現実

「夫婦」をしている人達なら多分ほとんどの人が共感できるないようだと思います。年を取っていく親・子供を作る作らない・マンネリ・自分の足で立って自信をもちたい・ジレンマ・目移り・その他諸々。「夫婦」をしていて年を取っていくと「このままでいいのかな」とか不思議な焦燥感が沸いてくる時があって純の現実への不安がとても共感できます。特に女性として見てくれる真山に心がぐらつくけど結局武頼を選ぶ辺りも理解できます。長年一緒にやってきた情とか安心感とかがあるし、やっぱり一時の感情で動けるほど勇気はない。年齢を重ねて色々な現実が理解できてるし武頼なりに自分を守ろうとしてくれているのもわかっているから。最後に真山に傷つけたのも「ずるいな」とは思ったけど純の感情は凄くわかります。最後にはめっちゃ幸せ！にはなってもらわなくても良いから、ささやかで温かい幸せを純がつかめたら良いなと思います。

だんだんいい

周囲に興味のない真山くんが感情を表す瞬間がなんともたまらない。。応援したくなる。リアルがいい。絵は好みではないけどストーリー、表情はとてもいいと思います。

ドラマからコミックです。主人公がいたたまれない。健気すぎる。でも、自分の力で前を向いてしっかり頑張るところは力をもらえます。もし、自分の家庭で子どもがおらずという状況のとき私はどうするのか、考えさせられるお話です。

広告を見て気になり無料分を読んでみたら、とてもリアルなストーリーで一気に読んでしまいました。続きが気になります。

つらい

この展開つらすぎません？真山くん……！
弄ぶなんてひどいと思いつつ、欲を選んだっていう純の気持ちもわからないでもない、、この先どうなるか楽しみです。

リアルな設定

結婚すると色々なしがらみに囚われて恐ろしい。家族のこと。お金のこと。子供のこと。悩みは色々で、純の気持ち感情移入できる。けどまっすぐでピュアな真山くんがかわいそう。しがらみから逃れて幸せなのハッピーエンド希望です！

最初は、レスだし、子供のこと考えてくれてないし、武頼が元カノと会ったり浮気っぽいことしてる時には、こんな旦那なら別れちゃえ！って思ったけど、よくよく見てると純のことも純の親のことも考えてくれて優しい、いい旦那さんではあるんだよね。病気の時に支えてくれたりとか。ただ、もう自分を女としては見てない感じで家族になってしまった人。それと比べて真山くんは自分を女として見てくれて好意を持ってくれてる人。たぶん、親の介護問題とか、武頼の体調のことが無ければ真山くんを選べたんじゃないかな？って勝手に思ってる。かなり歳の差はあるけど…。1度は受け入れたのにやっぱり突き放すのは真山くんが凄い可哀想だし、純の行為は勝手だなぁと思うけど、その良い思い出を胸に武頼と生きていくことを決めたのかな？切ない。不倫は良くないし勧められる事じゃないけど、人を好きになる気持ちは止められないよなぁって。
会社での出来事とか、周りの言葉とか色々感情移入できちゃうし、よく練られて作られた物語だなぁって思う。もう少しで最終回らしいけど最後どう着地するのか気になる。

真山くん推し！

ここまで想ってくれてる真山くんになんて酷い仕打ちを…！！真山くんに行く覚悟がないのにあんな事するなんて同じ女として見損なった。好きなら潔く旦那と別れて真山くん選びなよ。女としての幸せ諦めて旦那を選択するならここまで読んだ意味がなくなってしまう…すごいモヤモヤする読後感。

全話読み返しました

凄い鬱展開の中、次が最終回とのこと。
それまでの１ヶ月が長いので、全話読み返したり色んな方のレビューを読みつつ、個人的な願望を含んだ最終回の想像をしてみます。

私はやはり真山エンドだと思います。そう思う理由
・純と真山の名前の由来→作者さんの好きな映画に出てくる主人公’夫婦’から取られた。
・漫画のタイトルの伏線回収→純と武頼は結婚式をしておらず、愛を誓っていない。つまり「それでも愛を誓いますか」は、一度目の結婚とは別の結婚(真山君との結婚)時に問い掛けられるものだと考えられる。
・性格の一致と不一致→これまで純が「大丈夫」と言うと、「純さん、大丈夫しか言わないじゃないですか！」と真山君は心配してくれる。ところが武頼は純が仕事で大変な時でも電話での第一声が「大丈夫？」で、純は元気なフリをする。121話の「私もう大丈夫だから」に初めて違和感を持ち、ようやく純の浮気に気付く。
また、武頼のうつに気付いたのは、毎日一緒にいる純ではなく、久しぶりに会っただけの足立だった。純夫婦の性の不一致は言わずもがなだけど、お互い一緒にいると無理をして疲れるので性格の相性も良くない。
・武頼が身を引く可能性の高さ→ドラマ版では武頼から離婚を切り出し離婚したので。
「永遠に続くものなんてあるわけない」の回収でもある。純は勝手に武頼との20年後まで想像していたが、それまで武頼側からは離婚を言い出されないと思い込んでいるのも傲慢と言える。

読み返せば読み返すほど、真山=トゥルーエンドなのに、純本人が下した最終決断は「武頼を支える」でした。
ですが、真山君のキスマーク爆弾と、それに気付いた武頼のアクション、それに加えておそらく母の死が後押しすることで、純の選択は否定されることになるのではと想像します。

まぁ、ラストがどうあれ、純が122話までで自分自身では幸せになる選択をできなかったことは残念です。。
でもそれだけ、今の日本では、ごく普通の女性が、罪悪感や責任感の強さのために、いかに自分の本心や欲を押し殺し、後回しにしているかというリアルがこれでもかと言うほど描かれているのだと思いました。
なので、たとえ真山ルート以外の結末だとしても、そのように受け止めて最後まで読みたいと思います。