みんなのレビューと感想「私の正しいお兄ちゃん」（ネタバレ非表示）（8ページ目）

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最初はなんとなく読み始めましたが、不思議な感覚で続きが気になり最後まで読みきりました。
正しさ=正義？
犯罪=悪？
最終二人がただのハッピーエンドではなく、そこがまたよかったです。

最後に愛が勝つために

私は、この作者の「親愛なるA嬢へのミステリー」が大好きで、正直、本作はそれには及ばないかと思った。
それにしても、素晴らしかった。

幼い頃に別れた兄への強烈な思慕を抱きながら生きる主人公。
いつしかバイト先の同僚と惹かれ合うが、彼は兄を殺した男で…というストーリー。

まず、物語の展開力と吸引力が素晴らしく、そのリズム、テンポ、緩急、起伏、濃淡、もう完璧という他にない。
一気に読む以外に選択肢がないくらい、圧倒的な筆力に魅せられる。

そして、描かれる愛の形、が素晴らしい。

「親愛なるA嬢へのミステリー」でも同じことを感じたが、この作者が綴る愛の形は、一筋縄ではいかない。
よく漫画の中にあるような、クリーンで、キュートで、煌めくだけの愛は、この作品にはない。
「愛に生きるのはそんなに甘くないぜ」と語るような作品だと思った。

愛は、とても強くて美しくて、でも、怖いものだ。
その強さと美しさゆえに、ときには排他的にも狂暴にもなれるからだ。

ちょっと差別的な言い方をするけれど、人生は少女漫画ではないから、ある日突然キラキラで永遠の愛が空から降ってくるわけじゃない。
「必ず最後に愛は勝つ」ほどイージーモードでもない。
それは約束された結末ではなくて、最後に愛が勝つためには、何かを捨てたり損なったりしながら、ときには醜悪にも残酷にもなれなくちゃいけない。
それをきちんと引き受ける作品の勇気と気高さに、私は泣いた。

この漫画の二人は、嘘も、秘密も、欺瞞も、障害となる者たちを容赦なく切り捨てる冷酷さも、過去を、下手したら現在すらも改竄してしまう罪深さも、そういう全てを背負いながら、全てを受け止めながら、そして何より、そういう全てを必死で許し合いながら、互いのことだけは失うまいと、懸命に生きようとしていた。
それがつまり、愛し合う、ということなんじゃないか。

私はそう思うから、この漫画の二人を、永遠に祝福する。

読み終わった後の余韻が

読み終わった後の余韻がすごいです。
他の方のレビューにもありましたが本当に映画を見ているみたい。ハラハラ、ドキドキ、そしてキュンと切なくなり。
何度も読み返してしまう作品です。

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全巻読みました！内容にすごく引き込まれ一気に読んでしまいました。人を殺める事は決して良くない事なんだけど、そこに至るまでがどうしようもなく、また回避出来ない状況で・・
悲しいけど、あのような結末になりほっとしました。考えさせられる作品だと思います。

読みごたえがある。

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自分を正義と思いこむ危うさ。正義のために悪をうつ、という場合でもさつ　じんは良くない。加害者になるのではなく、他の方法を探すベき。もしまさきが、りぜと再会できていたら、まさきも改心できた可能性があったのでは？というのが一つ心残りだった。
ただ、非常に読み応えのある作品。被害者遺族でありながら加害者家族になりえるという設定が秀逸。一気に課金してしまった。良い作品。

無料分読みました！やばいです！めっちゃめっちゃ続きが気になります！！気になって眠れそうにありません！

展開がおもしろい！

絵が可愛い！まだ全話読んでませんがあと少しで終わると思うと寂しい、、、。どんな展開になるのか楽しみです。

最後まで読みました。当転ぶのか見逃せなかったです。
何が正しいのか、正しい事が本当に幸せなのか、難しい事だと考えさせられました。

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無料分読み終えて、他の方のレビュー見ましたが、兄を殺した犯人を好きになった妹なんですね。複雑だけど事情がありそうで、育った環境から兄が性的犯罪をするような人間になっていたようですごく引き込まれる作品であることは間違いないです。読んだらハマってしまいそうで続きを買うか躊躇しています。

無料があったので読み始めましたが、1話目からすごく引き込まれました。
かいりさんが犯罪をしてしまったけど、犯罪をしていない人でも悪い人っていっぱいいる。