【ネタバレあり】けだものたちの時間～狂依存症候群～のレビューと感想（51ページ目）

苦手な人は苦手な作品だと思います。
グロ耐久ある私ですが、妊娠中に読むものではないかなと思いました…苦笑
途中で読むのやめようかな？と思いましたが、じわじわ続きが気になり結局読み続けてますが、課金はしないかな。

グロくてキモいのに何故か心に深く響く作品

内容があまりに悲惨でエグ過ぎて本当に読み手を選ぶ作品だと思いますが、私にはグッと刺さるものでした。
辛いんだけど何度もリピートしてしまいます。
特にひろくんの幼少時から毒親にDVを受け続ける劣悪な家庭環境には読んでるこちらまで心削られるヒドさです。ヒロインの愛理も父親の性的虐待で相当酷い扱いを受けてますが、どこにも逃げ場がなかったひろくんの方がやはりツラい。
何もかも諦めて母親の暴力を受け止めて来たのに、そんな彼を置いて勝手に自殺しやがるとは…怒りと哀しみMAXでそりや壊れるよね。
かと言ってその後の猟奇犯罪を許せるわけではありませんが。ひろくんをただの鬼畜なサイコパスだとは思えないのは彼の過去を深く掘り下げて知るごとに可哀想になってしまうから。
あと時折見せる頼りなげでピュアな表情にも胸打たれます。基本的にキモくて残虐行為を繰り返すヤバい人なのでそのギャップがまたさらに病みつきになる。
壊れていた彼が愛理に出会って少しずつ自分を取り戻してゆく過程→途中ほんとの恋人同士みたいになり、このままメリバ的なハピエンになるのかと思ってたのに。いやまさかの猟奇コレクション発覚からの殺し合う修羅場へ行くなんて！でもアレはひろくんが愛理に殺られたいがためにわざと暴露したようにも思える。
究極の選択をした愛理が実際に斬ったシーンは割愛されて、いきなり３年後ペット化してるひろくんを見た時は生きててくれて良かった!と思いました。
結局愛理にだけは心許し本音を話し、自分の命すら委ねる事が出来たというわけです。
ダンナとの3人暮らしはなかなかにヘビーですが、読んでてわりと楽しい。何よりもひろくん優先で必死にお世話する愛理。ダンナと過ごしていても常にひろくんとの蜜月を思い出してるし、今も心縛られてるのがわかる。
人間を辞め心を閉ざして犬化してるひろくんが時々ダンナの優斗に見せる素の顔が気になります。もしかして魂戻って来てる？
愛理も今は毒親のせいで病んでる心が限界値に来てるので目が離せない。（やっぱり墮●のキズかなぁ…）
まだまだ闇深いストーリーの真っ只中、続きが気になって気になってもう仕方ないです。

けだもの

最新話読んでまでの感想。ヒロくんは犬になって手足を失ってしまったけど、あいりちゃんにとっては特別な人だと思う。あいりは結婚したけど結局は二人だけの世界には入れないと思った。

正直、人を選ぶ作品ではあると思いますが
わたしの性癖にグサリと刺さりました。
他人の人生を奪うことは絶対ダメだけれど、加害者そして被害者の過去や家庭境遇などにも もっと目を向けなければいけないという社会的なメッセージや、自分の価値観を相手に押し付ける(家族はいいものだ)行為にヒロインちゃんと同等吐き気がするので自分も今以上に気をつけなければなと勝手に思いました。続きも楽しみにしています。

分かり合えたことにより、2人ともトラウマから卒業できるのかなと思ったのに、まさかこんな展開に進むとは意外でした。

気持ち悪いけど癖になる

グロい、エグい描写が多く出てきます。
でも主人公と相手が同じ傷をもってるのを知ってだんだん心を通わせ、ハッピーエンドかと思えば違う人と結婚してもペットのように飼われていたりw
続きがとても気になります！

ストックホルム症候群。

になりかかっている、主人公の姿。
賢明なる漫画ファンは、「現実」と「仮想」の世界の区別がついているので、
この作品に出てくる犯罪者の真似はしないけれど。
世の中には、こういう内容を観て模倣する輩が居る。
そんな奴らは「漫画ファン」とは呼ばない。ただの汚らしい存在。

こわい。異常すぎて色々矛盾が出てくるけど、いやこの漫画は考えないでなんとなく読んだ方が吉。考えちゃだめ

二人のそれぞれの過去は吐き気がするくらい凄惨です。今現在の事もショッキングなシーンが多く読んでて辛いです。でもなぜか引き込まれる不思議なお話。結婚相手がなぜ受け入れてるのかすごく気になるところです

怖い

どちらも病んでる。
先ずはさらわれている時に好きになるはずがない、それは自己防衛でその状態から脱する事が第一。
その後の結婚もそんな物を抱えてる愛理を受け入れてくれるなんて、あり得ない！