みんなのレビューと感想「けだものたちの時間～狂依存症候群～」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

ぜひ最新話まで読んでほしい

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序盤はほかのレビューにもあるとおり気分が悪くなる描写や怖い描写が多いものの、愛理が結婚したあとからの2部（？）はいろいろな意味でとても惹きつけられます。愛理の旦那さんであるゆーくんが想像以上にいい人で、愛理とは正反対の温かい家庭で育ったからこそのお互いの葛藤はありますが、それでも諦めず愛理を救おうとしてくれる姿に胸がうたれます。愛理がひろくんに依存しそうになる心理はわかるのですが、愛理にはまさにゆーくんのように強くて優しく、愛に溢れた人が必要だと実感させられます。続きが気になって最新話まで課金しました。愛理やひろくんほどではないものの、私も親との関係に悩みがあり大人になった今でも人格に大きく影響しているので、愛理に共感して一緒に苦しんだりしながら、愛理のことを心から応援したい気持ちで読んでいます。作者さん、これからも楽しみにしています。頑張ってください！

出逢うべくして出逢った二人

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このマンガは、すごく不思議です。

ヒロくんのやってることはメチャクチャ
だし残虐・エログロなんだけどその心の底にある親へのやりきれなさを払拭するためにやっていた努力。

そしてまた、主人公の愛理もよく似た傷に悩み苦しみ、それを払拭するためにすべからく努力し、明るい世界へ自分の力で歩んできた人。

結局2人は、努力のベクトルが真逆だっただけでものすごく似た者同士だということです。他の誰も理解できない2人だけの絆を感じます。

ものすごく歪んでていびつなんだけど、なぜか2人ともがんばって生き抜いて！！
と願わずにはいられない。
そういう稀有な作品だと感じました。

結末はどうあれ、最後まで見届けたい☆

ただ見たままの恐怖心や不快感だけでは言い表せない切ないお話です。ヒロ君は、アイリと一緒の時間を過ごすことで少しずつ心に変化が表れて、アイリもまた、ヒロ君と一緒にいることで自分の過去と向き合う事が出来て、それがお互いにとって良い存在になろうとする姿が凄く良いです。ヒロ君は、辛さや寂しさのあまりにたくさんの罪をおかしてしまい、だけどそれ以上に幸せになってもらいたいです。表紙を見る限りでは、ハッピーエンドであって欲しいです。あとは、アイリからキモがられても普通に受け流してニタニタしてるヒロ君好きです。アイリの我がままを聞いてあげているヒロ君とヒロ君の行動を客観的に見て否定できるようになった二人の関係性が良く描かれていて凄く良いです。アイリには、ただ突き放したり拒絶するだけじゃなく母性愛でヒロ君を受け止めて欲しいです。

ドロドロです

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主人公の子が性犯罪にあい、とても恐ろしい目にあっていたと思っていたら、実は主人公の子も心に負けないくらいの闇を持っていた。
どんどん物語に引き込まれていきます。
犯罪を犯した彼も悪いけど、元凶はどこもかしこも毒親なんだなと怒りを覚えるくらい憎らしい親たちに、どうこれから心をこの先前向きに持って行けるのか…
…行けないかもしれない。
暗い暗いストーリーですが、虐待を受けた子どもたちの将来の心の闇がこの先気になります。

出会えてよかった

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共依存系大好きなのでたまらない！
あとこの作家さん大好きなので楽しみにしています。
読み進めると奥が深く、主人公や今井くんに情が湧いてきてしまう
実際こういう性的虐待されてる人はいるんだろうなと思うと心が痛い…でも陵○系好きなのでたまらないです。
また先の話も出てきて面白い。今井くん犬になってしまったけど、これからどうなるんだろう？
あいりちゃんの家族関係や過去もまた出てきたので興味深い。
私も親が高圧的でしたので共感できる。

創作物として、素晴らしい

個人的には決して好きなテイストの話ではありませんし、本当に胸糞悪い描写もたくさんありますが、創作物としてのオリジナリティと、作者さんの挑戦する姿勢を評価したいです。人に惹かれる気持ち、愛する気持ちは、他の誰にも理解されなくても、2人にしかわからない展開、発展をしていくことはあると思います。それはそれで、他の人には関係ない、批判もできない世界で、その中での高みというか、素晴らしい瞬間も存在します。ネットニュースを見てると不倫などの事件にみんなの批判コメントが殺到することがありますが、外側からの感想に関わりなく、2人の間では理解されうる関係性はあるのだと言うこと、自分の嫌悪に関わらず、果てしない愛憎がこの世にはあるのだ、そこに生きるしかないのだ、ということを思い出させてくれる作品だと思います。

好きな作品になりました

初めてこういう作品を読みましたが、怖い様な話と可愛い絵に惹かれはまって一気に最後まで読んでしまいました。
主人公が男の子に自信を持たせて更生させる様な所にも、人間の成長を考えて見れる主人公に惹かれましたし、最後はとても衝撃的でした。
レビュー見てると怖いと読みやめる人もいる様ですが、私は人間味のみれる怖くて可愛い物語りだと私は受け取りました。
本当にこういった話は初めてですが、これからはまってしまいそうです。

やっとここまで来た！早く続きが見たい！

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かなり話が進んできた！
あの最後のチャンスで、皆の前でぶちまけられた愛理偉かった！ちゃんと自分と向き合い出した本来の？ヒロくんも偉い！
違和感にちゃんと反応して少し行動起こせたゆうくんも！

ヒロくんが出てきて、ゆーくん信用しちゃだめって洗脳しだしたあたりから暗雲立ち込めてたけど、幼いひろくんのお陰で光が！
あとすこし！2人で愛理を救ってあげて！お願い！

人には言えないけど最高な作品

最初はエロ、グロで勘違いする方もいるかもしれませんが、読み進めていくうちに社会問題を題材にした深い作品となっています。
主に虐待、性虐待、暴力、精神疾患etc...耐性がある方、歪んだ愛が好きな方は是非。

内容が内容なだけに人には勧めにくいですが、自分の中ではかなり救われた作品です。
ここまで酷くはないですが、共感できる部分もあり、少しだけ気が楽になりました。
こういった踏み込んだ作品は少ないので貴重です。

好き嫌いが別れる内容

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最初はヒロくんが異常な連れ去りや家に閉じ込め、虐待を楽しむ狂人で、アイドルのあいりが被害者みたいな内容かと思い、読み進めていったら、あいりも狂っているというか、壊れた感覚だったと。同じ境遇で同情したでは済まない共依存を発揮してる。

ゆーくんは事情を知らないにしても、自分の物差しで善悪判断していて、押し付けがましい。本当にあいりの事を理解したいのか分からない。

グロテクスな描写や精神的にくる内容で、好き嫌いが別れる内容かと思います。
個人的には視覚的に精神的に来る内容で、人の本性や共依存性、狂った感覚の内容が非現実的で面白いです。

ヒロくんの多重性が何人格あるのか、犬とヒロくんとなんか別の人格が何者かが気になる。
ヒロくんとあいりは魅力的なキャラで今後どうなるか気になる。
あいりの母やふわりも今後の物語で深い関わりや、この狂った渦に巻き込まれて、恐怖したり、被害者になりうるのか期待しています。