かけおちしてほしい!
今、7話まで読んでます。面白いです。旦那がグズすぎるのではよ駆け落ちしてほしい!ただ、お腹の子供がいるためか自分の幸せの形を自ら曲解しているみどりを連れ出すのも一筋縄ではいかなそう…そして駆け落ちしたとしても、その先に幸せが待っているかは判らない…作者の描くしなやかでキラキラした作画の裏側に感じさせるうら寂しさがたまらなく好きです。出来れば二人幸せになってほしい。でもそうじゃないラストでもたぶん好き…つづき購入させていただきます~!
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今、7話まで読んでます。面白いです。旦那がグズすぎるのではよ駆け落ちしてほしい!ただ、お腹の子供がいるためか自分の幸せの形を自ら曲解しているみどりを連れ出すのも一筋縄ではいかなそう…そして駆け落ちしたとしても、その先に幸せが待っているかは判らない…作者の描くしなやかでキラキラした作画の裏側に感じさせるうら寂しさがたまらなく好きです。出来れば二人幸せになってほしい。でもそうじゃないラストでもたぶん好き…つづき購入させていただきます~!
私自身はストレートですが、思春期の恋のきらきらや愛をめぐる人間ドラマとして面白かったです。こういう人いるいるって登場人物ばかりです。
ふたりのヒロインのうち、困り眉が色っぽいみどりちゃん。開幕からえーなんだなんだ魔性のバイかと思わせておいて、実際はあやうい苦しみの中にいる人だったので、ふたりの行く末を見守らざるを得なくなってしまいました。いるんですよねこういう、いつも笑顔で不安を隠してる人。彼女はバイというより世間とどう接していくかがテーマな人だったんですね。
みどりちゃんのモラハラ夫、かなりやばいです。子どもが生まれたら確実に殴る蹴るするタイプ。そうなる理由も描かれていて、好感は持てないけど仕組みはわかりました。
そんな人と付き合ってしまう人の気持ちや、付き合ってしまったあとの恐怖、目をそらさないと生きていけない気持ちと向かい合わなきゃいけない時間経過の板挟みに『逃げられない』がコーティングされてる感覚がよく描かれてます。
そんなクズ男にずっと密かに恋してるみどりちゃんの同僚。こういう人もいるなー。
そして地味・堅実・誠実なももちゃん。性格や見た目がこれまたリアル。初恋が忘れられないまま、年齢的に親との会話がいよいよ苦しい時期にみどりちゃんと再会して、キラキラがまた降ってきて。でもそこで都合のいいダーリン役にならない芯の強さに好感が持てます。
昔は女の子同士で発生する足の引っ張り合いが嫌だったけど、おとなになると、女同士だからこそみなまで言わずとも気付けること、わかること、助け合える場面ってあると思います。別に恋じゃなくて同志みたいなそんな感覚がここにはちゃんとありました。
最初は女同士にする意味あるのかな?と思いながら読んでみましたが、女同士じゃなきゃわからない機微が丁寧に描かれている漫画です。
5.0