みんなのレビューと感想「青に、ふれる。」（ネタバレ非表示）

今は技術があるから、消そうと思えば消すことができますが、昔はそんなことできなかったから、本当につらかったと思います。特に女性なんて顔が命みたいなところがあったでしょうし、イジメられたり差別されたりしたんじゃないでしょうか。

生まれつきの見た目のコンプレックスって、悩んだことが無い人の方が少ないんじゃないでしょうか。今ならアザを消すこともできると思いますし、そんなに臆病にならないでほしいです。

いいお話

先生と生徒の恋って描くには非常に難しいと思いますが、主人公の気持ちが丁寧に描かれているので、読んでいて感情移入しやすかったです。

青春漫画

顔に痣がある瑠璃子が、人の顔がわからない先生とお互い助けあいながら成長する話です。恋愛漫画ですがイチャイチャシーンはかなり軽目で、真面目なメッセージ性のある漫画です。

障害

お顔に大きな太田母斑なんて・・・て思いました。
私は、目の下にくまみたいに小さなあざ（太田母斑）があります。
だからか読んでいる時に瑠璃子ちゃんの気持ちが解る事がありました。
でも瑠璃子ちゃんは、誰にでも優しく素敵な人だと思いました。
だから人の顔の見分けがつかない神田先生も惹かれたと思いました。
面白かったです。

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瑠璃子ちゃんは悩んで悩んで、それをバネにしてとても素敵な先生になって母校に帰って行きました。私は彼女の母ではないけれど、とても彼女を誇りにおもってしまいました。とても良いお話しです。

絵に惹かれた

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表紙に惹かれて読み始めました。
レーザー治療だとかいろんな意見があるけど
主人公の選んだ道だし、漫画だから。
わたしは結構すきでした！

努力ではどうにもならないこと

主人公の青山瑠璃子が思春期の女性で生まれつき顔に目立つアザがある、という設定が目を引きました。神田先生や周囲のクラスメートの反応が様々で、この個性に伴う弊害を考えさせられました。

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コンプレックスは大なり小なりみんな持ってるんじゃないかな、だけど卑屈せず前向きな性格に惹かれました。

若い世代のキュンキュンドキドキ満載の恋愛ものかと思いきや、色々と考えさせられる深い作品でした。読み応えもあり、読んだあとの余韻もいい素敵な作品だと思います。