昭和オトメ御伽話
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あらすじ
時は昭和、ところは神戸――。名家の娘・黒咲常世は、彼女を“からたち姫”と呼ぶ幼馴染の志摩仁太郎と二人だけの秘密の遊びに耽っていた。継母からのイジメに遭う常世と、無関心な親の下で育った仁太郎。孤独な二人は死ぬまで一緒にいようと約束を交わすが、離れ離れに…。それから三年、常世は仁太郎と念願の再会を果たすが、仁太郎は三年前と豹変していて――!? 痛くて甘い、儚き御伽話開幕!!
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みんなのレビュー
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最高です!
前作の続きとは知らずに、わー同じ作家さんだーとスゴい軽い気持ちで読み始めたら、はまって一気に読みきりました。
とってもかわいらしい絵なのにお話は結構暗い…でも主人公たちは強くなっていく。ギャップに次ぐギャップ。本当に面白いです。
時代の移り変わりがまたストーリーと絡まって、現代史をあんまり知らない人にもぜひ読んでほしい。前作も大正○年とカウントされていくのにドキドキしましたが、今回は昭和なので、もっとハラハラ。えっえっ?戦争始まっちゃうよ?どうすんの?っていう感じでした。
最後もう少しエロ入っても良かったと思いますが(笑)by ミホやん- 2
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4.0
大正〜とはまったくちがう
おなじ世界観設定の『大正〜』がよかったのでこちらも、と思って読んだのですが、絵も世界観もおなじとはいえ、こちらはまったくちがう作風で、重く暗く刺さりますね..。それでも、ここまでちがう作風に変えて作品としてしっかりまとめて描きあげているところに漫画家さんの技術力を感じます。この作品単体で見てもいい作品だと思います。しかしこのかわいらしい絵柄で重く暗いお話とは...事前に知っておきたかった苦笑
by pri- 2
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5.0
昭和て、いうより、明治大正よりかな?
私は母が昭和10年生まれでしたが、着物着てるのは、殆ど大人の、女性か、年配の男性で、子供たちは、メリヤスの、安い生地で、洋服とも、和服とも、言えない服着てたそうです。華族制度も、戦争と、共に無くなったから、世の中、金を持てば良いという、風潮だったらしい。母方の祖父には、妻と、お妾さん、同じ家でしたね。ぶっ飛びます。
by マダムプラム- 0
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5.0
面白いです
大正処女御伽話の続話なのでそちらから読む事をお薦めします。主人公は違いますが断片的に繋がっているので、志摩の家について知るには良いかと思います。
大正処女に比べ、常世が可愛い(常世と大正処女のユズはよく似ています)ので癒されますがダークな要素が多くところどころハラハラしながら読んでいます。by 樺- 2
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4.0
時代
前作は辛くても明るく希望が持てるお話が多く、あたたかな気持ちで読み終えました。昭和というタイトルから想像はしていましたが、こちらはよりヘビーな内容になっていて、昔授業で習ったこと等がフラッシュバックのように思い出され苦しかったです。いずれの作品も厳しい時代を踏み外しそうになりながらも、前を向いて生き抜く主人公達の姿が美しく素敵なお話になっています。
by r&d- 0
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