着たい服がある
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あらすじ
女子大生マミには、誰にも言えない「秘密」があった。それは、「ロリータファッション」に憧れていること。背が高く、一見クールなマミは、家族からも友達からも「かっこいい女性」像を自然と求められ、そのイメージから外れることに臆病になっていた。だが、周りの目を気にせず奇抜すぎるファッションをし続けるバイト先の同僚・小澤くんに感化され、徐々に「本当の自分」を開放していく――。
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みんなのレビュー
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これは…
なんといい作品なのだろう。
人が勝手に決めつけるイメージに押し潰されそうで、友人だけじゃなく、家族にも勝手なイメージ植え付けられてる。
極めつけの母親からの「私は分かってるからね」
誰もどんな服が好き?とは聞いてくれない。
だから、言えない。
これは服だけの問題ではない。
食の好みとか、基本的な物の考え方とかにも通ずる。
どう終わるのだろう。読み進めたい。by やだ2110- 0
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4.0
NEW興味深く読めました。おもしろかった。
着るものというのは最も身近な自己表現だと思います。ずっと好きな服だけを着続けてきました。
世間には、異性にモテるための服、他人に良く思われる服というのが存在するし、人から求められたいよく思われたい欲求の方が、自分がその服が好きかよりも重要な人も大勢います。多分そっちが主流です。
世の中は声が大きい人(多数決)で決まる、案外民主的ですよね。
ただそこから外れると、もう主流派には戻れません。職業も制限されるし友人もとても少ない。本人は納得してるし幸せだからいいけど。好きなものをずっと我慢してきた人には、別の我慢が現れたりします。その立ち位置に納得できるのかな?
主人公が、子どもの頃から見た目のために周りがわかりやすいと考えるレッテルを貼られて、好きな服を我慢してきた今を打開していく。。。いかにも良さげな物語ですが、教師には向かないと思いますよ(笑)
たかが着るもの、されど着るもの。とてもおもしろく読めました。by 八雲と不知火- 0
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5.0
とても奥深い作品
「自分の願望は周囲から決めつけられる像とは全く違うもの」
身長が高くて顔もキレイめだから、スタイリッシュな服装が似合う!と周りからは言われても、本当に着たい服はロリータ。言い出せぬままだったある時、周囲の目を全く気にせず自分の着たい服を堂々と着る人と出会い、少しずつ変わっていく主人公。
ロリータと言えば、街で着ている人がいたらつい目で追ってしまうようなお洋服。着るのは勇気がいるんじゃないかと思ってしまう反面、楽しそうに歩いているのを見るととてもかっこいいなとおもいます。着たいけど着れない、そんな葛藤も細かく描かれている漫画なので、主人公と一緒に泣きながら読みました。by 匿名希望- 4
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5.0
何にも通じる話かも
主人公は長身でスタイリッシュな見た目から、あなたはこんなファッションじゃないと!と言われる
いわゆるレッテル貼りの話
ファッションではなく何にでも繋がる話だと思った
「女の子なんだからこうあるべき」「こんな立場だからこうあるべき」
それに苦しめられている人を救ってあげられる漫画なのではないかな?と思います
ほっこりして優しい世界だと思えるエピソードもあり、うるっときてしまった場面もあり…
一気買いしましたが、満足ですby しげゆき2222- 0
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4.0
本当は可愛い服を着たいのに、見た目のせいでキレイめな服ばかり着ていた主人公。
友達や家族から勝手な理想を押し付けられて窮屈な日々を過ごしてた所、勤めていたバイト先に現れた一人の男性。
彼は超個性的ファッションで、周りに流されず自分の意思を貫く姿に主人公も感化されます。
自分も見た目のせいで可愛い服を着られず憧れはあったので、主人公の気持ちはわかります。
好きな服と似合う服は違うというのも周りの目が気になるのも。
でも、そこから一歩踏み出せたのは素晴らしい!
周りを気にして好きなことを我慢するより、自分のしたいようにすればいい、と勇気を貰えたような気がします。
ロリータファッションにも憧れてたことがあるので、可愛いロリータ服が出てくるのも良かった!by 米田米作- 1
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