みんなのレビューと感想「不浄を拭うひと」(ネタバレ非表示)(20ページ目)

不浄を拭うひと UP
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  • 無料イッキ読み:13話まで  毎日無料:2025/12/14 11:59 まで

作家
沖田×華(プロフ付) 天池康夫
配信話数
84話まで配信中

みんなの評価

レビューを書く
4.2 評価:4.2 12,079件
評価5 45% 5,407
評価4 37% 4,488
評価3 16% 1,883
評価2 2% 228
評価1 1% 73
191 - 200件目/全5,407件

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  1. 評価:5.000 5.0

    怖いけど身近に起こり得る話

    このお話を読むまで、こういう仕事があるということを知らなかった人も多いはず。ただ、考えてもみれば、誰かがこの仕事をしているのだと改めて思い知らされます。
    絵が優しいので、大半の恐怖はソフトに描かれており、読みやすい内容となっています。

    ゴミ屋敷や孤独死については、テレビで放送されるのはほんの僅かで、実はとても身近にある事なのだと思い知らされます。

    実際、随分と前に義父の元に警察から、孤独死された見知らぬ女性について電話があった経験がありました。その女性の、遠い遠い(遥かに遠い)血縁関係のある人が義父だったそうです。
    家の住所を教えられたと聞いて、(恐怖心もあり)大人5ー6人でその家を訪れた経験がありますが、まさにゴミ屋敷でした。社会的に立派だとされる職業に就いておられたそうですが、身寄りなくたった1人で逝かれたことや、ゴミ屋敷に住む背景は想像出来ません。
    そこを清掃された方が確実にいたはずですが、その清掃員の存在を、10年以上経った今、この作品を通して感じております。

    1人でひっそりと生涯を終える方がいるという現実について、とても深く考えさせられる作品です。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    取材力がすごい

    沖田先生の作品はどれも微細な表現まできちんとかかれていて、ご自身もどれどけきちんと取材なさったか想像ができます。
    透明なゆりかごもそうですが、淡々とした中に感情の機微もやさしく織り込まれているので、大変な内容なのにホンワカした気持ちになります。
    霊だ怨念だという前に、どの時代もきちんと片付ける方がいらしたんだということに気付きます。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    小中学校の授業とかで読んでもいい作品かも

    きっと多くの人が職業としては知ってても、詳細は知らないのではないかと思う分野で、単純に興味本位で読んでみたけど、ほ~とかへぇ~と思うだけでなく、考えさせられることも多い作品でした。小学校高学年~中学生ぐらいの子とかにも、授業の一貫で読んでもらったら社会問題の勉強になるし、何より離れて住んでる一人暮らしのおじいちゃんおばあちゃんや親戚のことを少し考えるきっかけにもなりそうやから、読んでほしいなと思いました。私自信はこれ読んでから一人暮らしの親戚とコンタクト取る機会がちょっと増えたかも。孤独死ってすごい悲しい寂しいネガティブなイメージで、もちろんその通りでもあるけど、その人にも番組1個作れるような人生があったんやなと思いながら読み進めてました。これ読んで、タスクとかではなく自然と一人暮らしの人が孤独死しないようにお互いに動けるような社会になったらええなと思いました。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    私の中では、☆5以上

    ネタバレ レビューを表示する

    私の中では、Top級の読みごたえでした。
    特殊清掃と言う職業を初めて知りました。
    考えてみれば、孤独死された方の最後を払い浄めて下さる方々が必ず必要なのに…
    沖田氏の絵柄のおかげで、かなりグロイであろう状況も比較的あっさり読み進める事が出来ました。
    人は、1人で生まれて1人で死ぬ訳ですが、誰の手も借りずに死んで行く難しさを実感しました。

    人生の終焉の見方を変えて頂いた作品です。
    ありがとうございました。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    良い作品です。

    私が特殊清掃という言葉を知ったのは、恥ずかしながらつい2〜3年前のことです。漠然と「人が死んでいたお部屋の掃除でしょ。普通の清掃では綺麗にならないから特殊なんでしょ?」と浅い想像しかできていませんでした。
    この作品の原案の担当は実際にこのお仕事をなさっている方で、それだけに話の内容がとても具体的です。時に読むのをやめてしまおうかと思うほど、ショックなことも描かれています。
    自分が中学生の時の進路指導室にあった「なるにはブックス」(「弁護士になるには」「小学校教師になるには」などの職業紹介の本)には絶対出てこない職業だと思うので、こういう仕事もあって、世の中は回っているんだ、ということを認識でき、良い勉強になりました。
    自分が死ぬときは周りに迷惑をかけたくない(と誰もが思っているでしょうけど)ので、日頃から身辺をきれいにしておくのは大事だな、と思いました。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    沖田先生の漫画が好きです。
    こちらは、このような職業があるんだなと知ることができました。
    そして沢山のご苦労を知ることができます。
    怖いことも先生のユーモラスな絵とお話で、面白く読ませていただけます。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    社会の教科書に載せては?

    普段なかなか知り得ない職業にスポットをあて、わかりやすいストーリーと絵で伝えてくださりありがたい。ほんわかしたり、落ち込んだり、クスっと笑えたり、感謝したり。色々な感情を持てる漫画です。

    by white8
    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    生死を考えるお話だと思います。

    事件や事故などの後処理がこんなに大変だとは知りませんでした。こういう仕事があるのも知らず、恥ずかしい限りです。人の生死を考えさせられる話です。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    書いてくれた方々に感謝

    ゴミ屋敷ってこんなに多いのか。人の最後の最後で綺麗に片付いていないとまずいなあとつくづく考えさせられました。
    超高齢社会と言われて結構経つけれど近所との付き合いも薄くなってきた都会ではますます孤独死が増えて発見してもらえるまで時間がかかるようです。息子が都会で安いって言って事故物件アパートを借りていました。孤独死して発見まで三週間くらい経っていたアパート。あーあの部屋もこんなだったのかもしれないですね。すごい仕事です。従事してくれる方々に頭が下がります。
    あのアパートも特殊清掃の方のおかげで綺麗になっていたけど‥ちゃんと事故物件と銘打って貸していたけど‥
    これを読んでいまさらですが、ショックでした。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    なかなか考えさせられます

    いわゆる3kの仕事を、サラッとユーモアを交えて描かれています
    実際は、心身ともにハードで、あまり目を向けられることが無い仕事だと思います

    生き物に死は必ず訪れますが、少子高齢化の日本では、ゴミ屋敷や孤独死も身近な問題となってきていると感じます

    両親とも亡くなりましたが、自宅で親族が介護していたりもあり、救急車やお医者を、すぐに呼べました

    特殊清掃の仕事の皆さん、この作品に携わられた皆さんに感謝です

    • 0

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