4.0
凄い健気
クレアの優しさが王妃の心を少しずつ解かしていき、現実を少しずつ受け入れられるようになっていった。きっと分かっていたのかも知れないけど、クレアの優しさに縋りつつ息子の姿を見てやっともう現実に戻らないとと決意したのでは。まさかクレア隣国の王女だったなんて驚いた。2人は惹かれ合うもののクレアは一線を引いた。自分の立場、兄や母国を思い自分の気持ちに蓋をした。まさか義姉の提案からまたあの別荘にいけるなんてと。しかも彼は隣国の王子とかもう運命中の運命でしかない。兄と彼がお互いの身分を確認出来て兄の妹だと知り、兄の目の前で彼女にその場で彼女にプロポーズ。王妃が気に入った娘であれば間違いないし、王は彼女からに感謝すれど反対なんてしないだろう。
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