[小説]平安官能絵巻 赤い河口
- タップ
- スクロール
あらすじ
時は天元四年の三月――京の都は数々の花の香りで包まれていた。貧乏貴族の藤原弘兼は、鴨川にかかる五条大橋のたもとにいた。土手を上がった奥の木立に囲まれた一角で、仰向けになった男の顔の上に尻を乗せている町屋の女の姿を目撃する。喜び喘いでいる男をうらやましく思った弘兼は、二人のそばまで寄ることに……。すると女は四つんばいになり、尻を弘兼のほうに向けるではないか!? さらに、女の唇からよだれがしたたり落ちるのを見た弘兼は、辛抱たまらなくなり、自らの口で唾液を受け止めるのだった。その瞬間、弘兼は記憶を失ってしまう。はたして、女は物怪なのか? そして、弘兼は自らの記憶を取り戻すことができるのだろうか!!
巻数一覧/本編購入
-
時は天元四年の三月――京の都は数々の花の香りで包まれていた。貧乏貴族の藤原弘兼は、鴨川にかかる五条大橋のたもとにいた。土手を上がった奥の木立に囲まれた一角で、仰向けになった男の顔の上に尻を乗せている町屋の女の姿を目撃する。喜び喘いでいる男をうらやましく思った弘兼は、二人のそばまで寄ることに……。すると女は四つんばいになり、尻を弘兼のほうに向けるではないか!? さらに、女の唇からよだれがしたたり落ちるのを見た弘兼は、辛抱たまらなくなり、自らの口で唾液を受け止めるのだった。その瞬間、弘兼は記憶を失ってしまう。はたして、女は物怪なのか? そして、弘兼は自らの記憶を取り戻すことができるのだろうか!!
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
この小説へのレビューはまだありません。
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading