5.0
それぞれのキャラが素敵すぎる
登場人物全員、それぞれキャラが立っていてカッコイイ!加えて、それぞれに胸がぎゅっとなるようなストーリーがあって、せつないです。個人的には春ちゃんの恋が切なくて号泣です。TVアニメも想像を超えてメッチャいいです。主題歌や劇中音楽を担当するセンチミリメンタルさんの曲が、ストーリーにガッチリはまっている上に超絶カッコイイです。ギブンのみんなが本当に演奏しているような錯覚に陥ります。曲を聴きながら読むことがマイブームです。おススメ!
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登場人物全員、それぞれキャラが立っていてカッコイイ!加えて、それぞれに胸がぎゅっとなるようなストーリーがあって、せつないです。個人的には春ちゃんの恋が切なくて号泣です。TVアニメも想像を超えてメッチャいいです。主題歌や劇中音楽を担当するセンチミリメンタルさんの曲が、ストーリーにガッチリはまっている上に超絶カッコイイです。ギブンのみんなが本当に演奏しているような錯覚に陥ります。曲を聴きながら読むことがマイブームです。おススメ!
間違いなくBLなんですけど、違った楽しみ方が出来るお話でした。
メインテーマは音楽なので、バンドの四人を中心に展開していきますが、キャラがいい!!
春夏秋冬+ゆき、柊、雨月の関係性がとてもいいです。どんな組み合わせか、どんな関係性かはぜひ読んで。
長く続いてるだけあって、それぞれの心理描写が丁寧で、ゆっくり進みます。BLのわりには人物も多いので、それぞれのエピソードがあって読みごたえもあります。
逆に言うと、読み始めるなら、さらっとはいかないということです。
エッチなシーンはないです。それっぽいのが一回だけ。まぁこれはそれを期待して読むものではないので、若者たちの青春群像劇を楽しめればいいのかなと思います。
とにかく真冬くんの心情が切なくて、涙が止まらなかった。
身近な人間(好きな人なら尚更)を亡くすって、気持ちの整理はそんなに簡単じゃない、そんなに単純じゃない。
真冬はユキを一生忘れられない、それは仕方がない。
それでも前を向いて歩いて行くんだって、心に区切りをつけられたのが最初のライブのシーンだと思う。
新しい好きな人の隣で、やっと過去と向き合えた。
これまで流せなかった涙を流すことができた。
真冬は今の自分のことを、「もう一度君と話せたら」と、ユキに伝えようとしていた。
新しく大切なものができたことを、心の中ではっきりユキに伝えられていた。
亡くなった人と、現実に隣にいてくれる人は、天秤にかけられる次元のものじゃない。
どちらが好きとか、もうそういうことではないんだと思う。
真冬の中では比べる対象のものではなくなってる。
人の心は複雑で、そんなに単純じゃなくて、ラストの「穴」はそういう一部分を描写されているものかなと思う。
真冬自身の気持ちじゃなくて、自分のことを忘れないでほしいっていう、ユキの願望だったのかなとも思う。
立夏は、真冬の中で未完成だった亡くなった元カレを、歌の中に乗せてちゃんと返してあげられた。
真冬の中で、ここでもちゃんと、一つの区切りになれたんだと思う。
同時に、自分が好きな人に、元彼が残したものを完成させて届けてあげるって、ものすごく辛い作業だったはずなのに、それでも最後まで完成させて真冬に届けてあげられたのは、立夏にとっても大きな成長に繋がった。
真冬も立夏も、ちゃんと今を生きてる。
今隣で同じ時間を刻んで進んでいける真冬と立夏ふたりで、これからもっともっと幸せになってほしい。
ギヴンは、私の中で一生心に残る作品になりました。
久しぶりに、なんか…ありきたりな暇潰しじゃなくて、マンガだけど文学みたいで、明日仕事なのに遅くまで全部読んでしまわないといけない作品に出会えました。
キャラがみんな、一人一人が実在する人物かのようで、しっかりと自分の人生を生きていて、どうでもいいって思って作ってる人物が一人もいない。
いろんな感情と葛藤の中で成長していく。好きって気持ちが夢を叶えるのには障害で、好きなのに苦しくなる…でも、どこかには好きで成長し合える人がいる。
わかる、わかるよー。死ぬほど好きだけど、このヒトとだと苦しい。もぉーーーーーーー…10000%おすすめです。素敵すぎた…ほかのさくひんがかすんでみえる…素晴らしかったです。
これは人気があるのわかるなぁ。
そんなあっちでもこっちでもBL展開あるかい!って声もありそうですが、まずストーリーがすごくしっかりしていて、そこにちょこっとBLがくっついた、ってかんじ。
楽器の細部まで丁寧に描かれているし、読んでいて切なくなる心理描写、音は聞こえずとも心が動かされそうな気がする演奏中のコマの数々。
まだ全話購入はしてないけど、これはほんとに「BL」の括りにするにはもったいないかも。
「切ない」と「笑い」のメリハリもいいです。
ポイント貯めて次読みます。
高校時代バンド経験がある私に友達が勧めてくれて、課金しつつ配信されている分は読破した。
楽器、アンプ、エフェクター、シールド…
全て懐かしくて、スタジオの匂いやステージのライトの熱さまで鮮明に思い出してしまった。私達はコンテストに出るレベルではなかったけれど、それでも寝る間も惜しいほど音楽が大好きだった。
私にとっては過ぎ去った遠い昔のことだけれど、ギヴンのメンバーは現在進行形で進化中。眩しくて羨ましくて、4人の恋愛も素敵で、テレビアニメ、映画を一気に観て、さらに劇中歌もダウンロードして毎日聴いている。
音楽においては天才的な彼等も、恋愛には本当に不器用。気持ちを素直に伝えたりすることが苦手で、傷付けあったり。
でも、真冬と立夏は高校生だし、秋彦と雨月は20歳の大学生、春樹だってまだ22歳の若さだから、器用に立ち回れなくて当然と言えば当然なのかも。
真冬は幼なじみの彼氏を突然亡くしてから、周りと馴染めていなかったけど、弦を張り替えて生き返ったギターのように、音楽と出会ってその才能を開花させ、自分の居場所と新しい好きな人を見つける。
実は誰よりも人を良く見ていて、メンバーの気持ちをくみ取るのも早い。一番後から加入して、もうすっかり要の存在。
立夏との恋愛はまだ始まったばかりで可愛いらしいけど、立夏が真冬に言う「おいで」 はいいねー。大好き。
一番せつなかったのは、春樹の恋心を利用して秋彦が春樹を半ば強引に抱いてしまったところ。愛情を確認するはずの行為が、逆に愛情の無いことを確認することになるなんて、辛すぎる。泣きながら夜道を歩く春樹が可哀想で、胸が苦しくなった。
その後、秋彦は雨月と決別して春樹と付き合うことになるけど、このシーンは何度見てもせつない。
秋彦と雨月の別れの場面もせつなかったな。秋彦が語ったバイオリン=雨月、新しい音楽=春樹、私はそう例えたのだと感じたし、だから雨月は別れ話だと理解したし、春樹の存在を認めたから、涙溢れさせて振り向いても秋彦を呼ぶことをせず、「バイバイ」と。
柊のバンドのサポートで忙しい立夏と、淋しさを感じる真冬の恋の行方は?
ギヴンはデビューするの?
早く続きが読みたい!待てない!
青春の痛み!を感じる作品。
でも同時に恋や夢もあってエネルギーに溢れた物語でした。
大切な人の死や、新たな出逢い、恋、音楽、仲間、学校、夢、、、
どれもこれもがチクチクと青春の痛みを思い出させるような、学校の廊下や階段や部室のにおいを思い出させるような、忘れていた学生の時の心がよみがえって(ちなみにいま30代のミュージシャンです笑)気がつくと涙がながれていました。
仕事としてプロとして日々音楽をやっていると忘れてしまいそうになる、表現することの原点、歌う原動力みたいなことを、あらためてしっかり胸に刻むことができました。
ごく個人的な感想になってしまいました。ごめんなさい。
でも一生懸命なにかにむかって生きた瞬間がある多くの人にとって、胸にささる物語だと思います。是非!
元々BLだとは知らずタイトルだけ知ってて、アニメが放送されてそこから「あっBLなのね」となりつつ他のBLとは違った感じの作品でハマりました。映画を見る前に予習として読んでおきたいと思いある程度まで読みましたが、やはり内容がとてもいいです。キャラそれぞれの表情や考え方、相手に対する気持ちの表現が繊細で、つい涙ぐんでしまう場面もありました。ストーリー重視の方にオススメです。まだ配信分全部読み切れてないので、今後どうなってるのか分からないですが雨月さんが幸せになってるところも見たいです。
読んだきっかけはバンドの話だったから。私が高校生の時バンドの手伝いで弾けないギターを始めた頃の事を思いだして懐かしくて、一気に読み終えました。レビューでアニメ化を知って見逃し配信で一気に視てから、2回目を読みました。しばらくして映画も始まり、映画観てから3回目を読んで、先日ライブにも行った後、4回目を読みました。読むたびにキャラクターの繊細な気持ちや、ストーリーの理解を深めるたびに新しい発見があります。
BLと言うよりも、恋愛の対象が男の子同士だった切ない青春物語だと感じました。
ギターは社会人になって全く弾かなくなってしまったけど、また一から弾けるようになりたいなぁと思いました。
もうめっちゃくちゃ良いです、おすすめです。何でもっと早くから読まなかったのか…
年上二人と高校生二人の四人組バンドの話です。
切なくて恋愛模様はなかなか大人びていますがキャラクターが可愛いです。
つい推しキャラを応援したくなります。
なんだか楽器とかバンドの話とかやたら詳細に書かれていて作者さんバンドやってたのでしょうか?
読み進めながら、へ〜と言う感じで止まりません。
映画化もするそうですから楽しみです。