鴆 比翼の鳥
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- 作家
- ジャンル
- BL漫画
- レーベル
- Canna Comics
- 配信話数
- 全21話完結(50pt)
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あらすじ
このBLがやばい!第4位、大ヒット人外BLの完全新作が登場! 無毒の白い鴆×猛毒の黒い鴆「僕のために誇りなんて捨てろ――」 この国には、鴆(ジェン)という鳥人がいる。有毒の食物を好んで食べ、体内に溜め込んだ”毒”を”色”に変えると、鮮やかで美しい羽根をつくる。毒の強さと虹色の羽根は鴆の誇りだった。しかし、羽根色が悪く鴆として不完全なリウシンとジーイエは、どこへ行っても必要とされることはなかった。不遇な鴆同士、固い絆があるふたりだったが、ある日を境にリウシンの態度が一変して……!?
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みんなのレビュー
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一緒に空を飛びたかった黒い鳥と白い鳥
架空の鳥人を描く中華風ファンタジー「鴆(ジェン)」シリーズ第二弾。
前作のフェイとツァイホンペアも大活躍です!
有毒な植物を好んで食べ、その毒が色となって羽根に表れる鳥人ジェン。身内に持つ毒の強さ、その表れである美しい色の羽根を持つことがジェンの誇りであり、観賞用の鳥として高額で取引される価値でもある。
ところが、ジーイエは色が混ざって真っ黒い羽根になってしまい、リウシンは色が出ずに羽根が白いまま。異端のふたり(二羽)はジェンの仲間内では普通じゃないと敬遠され、商人たちにも価値がないと持て余される。
虐げられてきたふたりは出会ったときからお互いの存在に助けられ、運命の番ができるまでずっと一緒にいようと約束する。
前作の主人公であるツァイホンがこの世で一番美しいと言われた虹色の羽根を捨て毒を抜き白くなったのをきっかけに、白い羽根は潔白の印として尊重されるようになった。
リウシンはジーイエとともに買い取ってくれることを条件に新しい主人に仕え、その指示にそって毒を抜き名実ともに白い羽根になって人が会えるジェンとして有名になっていく。
ジーイエは、ジェンの誇りを捨て、自分に対してもすっかり態度が変わったリウシンの真意がわからずに悩む。そしてある日唐突に自由の身だと屋敷を追い出されてしまう…。
前作同様、大切な人(鳥?)の願いを命がけでも叶えたいという気持ちが引き起こす切ないストーリーです。
リウシンのジーイエへの態度がだいぶひどいので、ジーイエがかわいそうで、幼い頃はジーイエに助けられてたのにお前なんなんだよーと思うのですが、事情がわかったあとは健気すぎると泣けます。
小さいジーイエとリウシンが絆を深めていく様子は可愛らしいし、なにより気持ちが通じ合ったあと、リウシンがジーイエに向けるラブラブ光線がたまらん!
ご飯を受け渡したり、服を着せ合ったり、羽根の手入れをしてあげたり、リウシンの大きな羽根で囲ってくっついてお昼寝とか、ジーイエと仲のいいツァイホンにツンケンしたり、でも番と呼ばれて喜んだりとか、もうもう愛情だだ漏れでごちそうさまって感じです!
もちろんフェイとツァイホンペアも仲良しでうれしい。
みんな幸せになってよかったよかった。
これからもいろいろなジェンのストーリーを見たいし、この二作のペアたちが幸せに暮らしている様子を知りたいなぁと思います。by 87bee- 2
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5.0
やっぱり泣ける
前作と主人公は変わっているけどツァイホンもフェイも出てくるお話で、とても読みやすかったです!
リウシンのジーイエを想う気持ちが終盤でちゃんと分かって良かったです。本当に憎んでるのかな?って少し思ってた節もあったので……
なにかを犠牲にしなければ得られない、ってなってしまうこと自体が悲しいけど、周りが色々助けてくれる環境にあったのはとても良かった。報われるお話だったので泣きながら読みました。
ツァイホン達の都での暮らしだったりも番外編で是非読みたいです!by 眠り猫になりたい- 0
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5.0
完膚なきまでに魅力されてます。
『綺麗』という漢字の由来は、もしかしてこの『鴆』から誕生したんじゃないか…と思うぐらい美しい鳥。
調べてみたら中国の古文書に記載されているらしく、作者さんの想像力に脱帽です。
画力もストーリーもすごく素晴らしい。by ゆるふわももりん- 0
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4.0
独特の世界観
こちらを読む前に、是非ジェンを読んで下さい!
比翼の鳥を先に読むと、若干理解しがたい部分があるかもしれません。
前作は、シリアス
今作は、ほっこり
久しぶりにジェンを読み返したくなりました。by (^ν^)(^ν^)- 2
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5.0
そんな世界
ジャケ買いしてしまいました。
きっともしかしたら、その昔、そんな世界があったのかもしれないって本当に思えるお話でした。美しさを保つために、大好きな人のために、自分をこれまで犠牲にできるだろうかと考えてしまいました。by のだこさん- 0
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5.0