【ネタバレあり】あしたあさってそれからいつかのレビューと感想

めっちゃ泣いた。こんなにいい男いないよ、
やっぱり苦しみや葛藤ってあったりするんだよなって感じた。
私もどっちもいけるけど周りは理解ある人達がいたからそんなに苦しんで考えたこと無かった。
ただ、普通の友達とかに言うのはきついから、友達に言える環境とか、やっぱり人によるし、なんならいい人にはいい人がよってくる。友人ズをみて思った、素敵すぎる。

　大好きないちかわ壱さんのお話。

引っ込み思案で臆病な性格な秋。辛い別れから、更に臆病な状態になっていく。

バイトに雇った駿介に、自分にない魅力を
感じて、ひかれていく。その様子がまどろこっしくて、よく、描かれています。

秋にはイライラさせられますが、相手役の駿介は、思ったことを素直に行動する純真な青年で、秋とはお似合いだなぁと思います。
人の性格は、なかなか変えることは、できません。
この二人の先が楽しみなエンディングでした。

夏休みから始まる

大学生×社会人

結局、大学生のサーフィンしてるのに色が白いっていう謎は明かされませんでした。気になるな～本当にサーフィンはしてたっぽいし！
それと、社会人が大学生を突き放すまでになるのが元彼に核心つかれただけで気持ちが変化したのか詳しく分からなかったので、ちょっとモヤモヤが残りました。
でも面白いです！この作者さんは始めて読んだのですが、他の作品もこれから読みます！

ゲイの秋とノンケなアルバイトの駿介の出逢いから別れを経て、一緒に居ると決めるお話。駿介の前向きなおおらかさで、ゲイであることを後ろ向きにしか捉えられなかった秋が、一緒に居たいという気持ちを大切にして前を向く過程と、最後に語られる駿介の秋との出逢いの想いを聞いて、改めて秋が前向きになるエピソードが秀逸！

優しい

最後に秋が自分が優しい世界にいるんだと気づいたのだけど、このお話そのものでした。普通なら1番難関な父親が理解してくれてたり、何より駿介の優しさ。傷つかないわけじゃないけどそれを決して相手にぶつけるわけでもない。そんな彼を信頼して父親はずっと縁を持ち続けたのだろう。Ｈは途中と最後に少しだけどこのストーリーには充分。

作者さんの｢天井の下に恋｣が好きで、その流れでこちらも読みました。秋や駿介の気持ちが丁寧に描かれていて途中切なくて辛くて涙が出る場面もありました。でも、秋の周りにはとても温かい人達がちゃんといて、幸せになれて良かったなぁと思いました。孝之も酷い奴なんだけど、最後だけはいい奴でした。ほっと温かい気持ちになる読後感でした。

作者さん買いです

すごくきれいな絵で、ストーリーも身近なところで身近な悩みとか喜びとかを丁寧に描く作者さんで、すごく好きです。エロの部分は殆どないけど、それでも楽しめます。

駿介君の一途な純愛にドキドキします。
又秋君の未来が沢山ある駿介君を
思うが故に、身を引こうとする優しさも
ギュッときます。
東京に会いに行く秋君の頑張りに
乾杯です

泣けるのだけど…

一途な俊くんに対して、黒田に引っ掻き回されて勇気が無くなり別れを告げる秋君に少しイライラ。
BLの王道のストーリーですね勝手にカムアウトする黒田にもイライラ。。理解あるお父さんは素敵。

すてき

大きな傷を心に負うとなかなか抜け出せない。
しんどい。
セーブをかけてしまう。
そこから救い出してくれる人と出会えて心から良かったと思える作品。