みんなのレビューと感想「ムーちゃんと手をつないで～自閉症の娘が教えてくれたこと～」（ネタバレ非表示）

お母さんが、頑張っていて、母親ってすごいなぁと思う。お母さんって本当に、すごい。一生懸命。子ども第一で生きている。幸せってなんだろうって考えさせられる。障害がある、ということはマイノリティである、ということでもある。健常者向けに作られた世界は、居心地悪いことも苦労もあると思う。みんな知るべきだと思う。絶えず知ることを諦めないことだと思う。障害のある世界、一括りになんかできない世界。いろんなご家庭がある。一般の家庭でも同じだけれど…知ろうとする、理解しようとすることが力になればいいな。否定しないで…ありのままの感情や苦労を…自分とは違う世界として隔てないで…ね…

自分に子どもができてからこどもの漫画をよく読むようになったのですが、健常児、障害児とこの2つでは分けられないと感じています。
確かに特徴はあるのかもしれませんがひとりひとりがみんな違う、違うから愛しいし違うから楽しいし苦しい。
わが子は1歳半、今のところは健診で気になることはなさそうですが、むーちゃんの世界に自分を重ねて読んでいます。
色々な特徴を持った子がいる、それが知れる良い漫画だと思います。
沢山の方に読んでもらいたいです。

感動ポルノとしては扱ってはいけない作品だと思いました。笑い事ではすまない実生活、現実を現実として受け入れる勇気が他人事だから読めるのかななんて考えてしまいました。

育てる。と言う事。

個性と言ってしまえば、それまでだけど、実際私の周りにも色々な子が居て、色々な子育てを見てきています。
障がいって、それも１つだけじゃなくて、性格も個性もあるし、千差万別だけど、当事者も周りも理解が無いと辛さが倍増です。
“子育て”は人育て。思い込みが強すぎた育て方で、人潰しにならないように、その子の心がスクスク健やかに育ちますように。

自閉症の作品はよく読んでいるけど、これはリアルで考えさせられる作品です
たくさんの人に読んで貰いたい作品だなと思います

寄り添える

同じ病気や障害にも重い軽いはあって、それぞれに大変なんだろうけれど、自分ごとになってみないとわからない事がたくさんあった。お母さんたちみんな強くて優しくて。寄り添う先生たちもみんな優しい。

ずっと読んできましたが ムーちゃんの笑顔にすくわれてしまいます。自閉症ではない障害を持った身内がいるのでとても身につまされます。親の世代では理解されないので本人にはとてもかわいそうな事をしてしまったと。最後まで応援します。

感動も違和感も！

ムーちゃんへの対応に前向きだなぁ、頑張ってるなぁという思いと、悩んで試行錯誤すると結局はうまくいく・・と感動したりモヤモヤしたりして読みました。
私自身、発達障害の娘がいます。最善だと思える努力をしていますが、まぁスッキリと解決する事は無いです。比較的落ち着いている時でも常に心配はあって、このお話のように明るく取り組めればいいなぁ・・と思いました！

心が痛くなる、でも温かくもなる。

老若男女幅広く多くの人に届いてほしいと思う作品です。
この漫画を読んで、一人ひとりの個性を受け止めたり、認めたりできる人でありたいと思いました。
心が苦しくなる場面もありますが、ムーちゃんの笑顔に癒されます。ムーちゃんかわいい！

母は涙がでる

子育て中のいま読むと、涙がででくる。みんなそれぞれ色んなところで頑張ってる。色んな個性を持ってうまれてきた子達を愛おしく思います。