【ネタバレあり】プリフェクトの箱庭のレビューと感想

最高のさなゆきワールド

「ロマンチック・ラメント」から左藤さなゆきさんの作品の魅力にとりつかれてしまいました。
いろいろ読み漁った中で一番心を鷲掴みにされたのがこの「プリフェクトの箱庭」です。

心を無くすことでしか親に認められなかった月人が唯一大切にして来たのは、絵本作家・佐倉が描く息子の澪斗の存在だった。会ったこともない、でも心の中でいつも想ってきたその澪斗が、ある日親を失ったトラウマを抱えて月人の前に現れる。
焦がれていた澪斗に出逢って異常なまでに執着する月人…

狂気とも言える月人の愛に向き合っていく澪斗の真っ直ぐな姿が、とても丁寧に描かれていて「流石さなゆきさん！」と賞賛したくなります。
ドロドロの愛憎劇でありながら、そこにあるのは子どものようなピュアな心…このギャップに平衡感覚を奪われるような目眩さえ覚えてしまう…

この二人の周りに様々な思惑の人物が交錯して、人間模様はより複雑になっていきます。
読み終えた後はこの世界から抜け出せず、しばらくぼーっとしてしまいました。

スピンオフの「プリファクトの熾火」とともに
ぜひ味わって欲しい逸品です！

執着がスゴイ

狂ってるね〜病んでるね〜大好きです!
攻めだけが狂ってるのかと思ったら、周りみんなも同じでした。でもお互いの過去が原因だったりしたので、最後は納得できました。
シリアスでストーリー性があります。続きも見たいですね。

絵がキレイなところが好きです。またストーリーの内容も執着系でかなり重めですが、読んでいて面白かったです。

良かった！

いや〜すっごく良かったです。
月人さんがイケメンすぎでしたね
途中軟禁状態とかありましたが！澪人？の話聞いてくれてよかった。さくさくっと全話購入しました🥺🩷🩷

私はこういう愛も有りだなと思いました。
側から見たら心配になるほどの執着愛。
一度目澪斗を閉じ込めたのは頂けなかったけど、最終的に選んだのは澪斗。愛する人がそれで安心してくれるなら…覚悟も相当のモノだったかもしれないけど、月人先輩を愛し、そしてその人となりを側で見てきたからこその決断。
「神様の箱庭」素敵でした。

最高

執着愛と健気受けでドロドロだけど攻めが受けの事しか見えてないので
ストレスは無くただただ面白いだけでした。

素敵な作品☆

両親を事故で亡くし、父方の祖父母に引き取られた澪斗。
お坊っちゃまが通う全寮制の男子高校へ編入したけど、そこで様々な陰湿なイジメを受ける。
暗闇が苦手で部屋を抜け出し迷子になった挙げ句に礼拝堂で月人に会う。月人は自分の母親からの教育で感情がわからなくなっている。そんな月人の心を澪斗がほぐしていき人間らしくなっていく。澪斗のお父さんとも知り合いだったようでびっくり♡執着というと怖く感じるけど、感情を知らない月人は澪斗を閉じ込める方法でしか大事にできなかった。

最後は離ればなれになった弟と妹にも会えたし、澪斗の家族を守ってくれていたのも月人で、２人の気持ちも通じあってハッピーエンド♡
澪斗の友達の久世くん、かっこいい♡

よかった

先輩がとにかく後輩を溺愛しまくるお話ですが、実は繋がりがしっかりあって、ストーリー展開も面白いです。先輩の行動や表情はたまに怖いくらいですが、主人公の為だからこそというのがすごく伝わってきます。

何度でも読み返せる作品です。
レビューを書くのに、つまらない表現しか出来ないから作品に失礼かも…ってずっと悩んでました。でも星５が付けれるから許して下さい。
家柄の良い子息しかいない全寮制の学校へ、途中編入してきた主人公の澪斗。
両親を事故で亡くし、３人兄弟妹の中で長男の澪斗だけが父方の祖父母に引き取られます。
祖父母は澪斗を完全に弟妹や母方の祖父母から引離し、探せないようにし、探そうものならことごとく嫌がらせをします。
学校には、全校生徒・先生・生徒の保護者からも崇められるような東院月人という神秘的な人がいました、その月人から何故か気に入られてしまう澪斗。
澪斗は飾らずイジメられても凛としてずっと変わりません、ただ事故の時にだんだん冷たくなり亡くなる父親の下に居て助かった事から、暗い場所が苦手です。
そんな澪斗と一緒の時間を過ごす内、月人様が人間らしく（？）感情が出るようになっていきます。
上手く表現出来ない…とにかく読みだしたら止まりませんでした、綺麗で優しい絵で素敵なストーリーです。

イラストがキレイなので読んでみたんですが。。。
どんどん引き込まれてしまう作品でした！
途中ハラハラしますが、最後まで読めば幸せな気持ちになれます。