【ネタバレあり】テンカウントのレビューと感想（5ページ目）

絵が綺麗で内容も面白くて最高でした。
お互いに依存しあって危うい関係かと思っていましたが、2人で乗り越えて幸せになれて良かった。

お互いに話さないけど

主人公たちは、それぞれが過去に起きた出来事によって心に傷を負っている。だけどストーリーの中でお互いに過去については多くを語らないし、深入りはしない。けれど物語が進み、ふたりのやり取りの中で少しずつトラウマを克服して消化していくストーリーのナチュラルさに感動しました。
わざとらしくないけど、読後感はすっきり。

絵が無表情ばっかりで、読みつづてられるか怪しかったけど、ストーリーになんともいえない興味をもってかれちゃう。例えば、主人公が病気を克服できるかとか、愛情を受け入れられる日がくるのかとか、読者がとにかく期待をせざるを得ない。
他人との距離感が普通の人のようには掴めていない主人公と、そんな主人公をうまくリードする臨床心理士。主人公が何を言い出すかわからない緊張感と、攻めの突飛的でエロティックな会話が楽しめる良い作品だと思う。

最高

じらしてじらしてえちえち最高。
一気に読んじゃいました

レビューが高いので読みましたが、この後続編を出して欲しいと思うほど、最後は「え、これで終わり」と思いました。とにかく終始ゆっくり話が進みます。

潔癖症って、外が汚れているって言う発想と自分が汚れているって言う発想が入り交じってからまって、どうしようも無い感じで良いのかな？
如何せん、二人のトラウマが回収出来て良かったよー。

ピュア

無料分を読んで男だけど守ってあげたくなる、心を開放してって思える主人公。惹かれる先生にキュンとします。続きが気になるので購入しようか悩み中。絵もキレイな昨日です。

今までにないストーリー設定でおもしろかったです、潔癖症の主人公と、カウンセリングで、理解してしてくれるこの関係性がおもしろかった

潔癖症の城谷くんが、心理カウンセラーの黒崎くんに飼いならされていく様子が官能的。お互いに解放されたい心の傷があって、どちらの決着もついていくのが嬉しい。子ども時代の2人はとても切なくて、そのままだったら生きていけなかったかもしれない。奇跡のような出会いがあって良かった。

人間関係が美しい

城谷さんが人との距離を保っているのはもちろんですが、黒瀬くんも、強引に他人に踏み込むようでいて、意外と人の過去を根掘り葉掘り聞いたりどうしたりということはしない（少なくとも城谷さんとの関係が進むまでは）。三上や城谷さんの上司も、城谷さんのことを理解して暖かく見守ってはいるが、べたべたしたところはなくさっぱりしている。人間関係が清潔な作品だなと思います。
ストーリーがしっかりしているなかで、突然現れるエッチなシーンはたまりません。