みんなのレビューと感想「人身●買残酷史～さる子の沼～」（ネタバレ非表示）

哀しい女性史

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貧困ゆえに、身売りせねばならなかった女たちの歴史。
古今東西、そんな歴史が繰り返されていた。どこの国でも・・・
東北の農村でも、たかだか米俵１俵で、身売りせねばならなかった年端も行かぬ少女たちがいた。
安い労働力のみならず、見た目がよければ雇い主の性のなぐさみものとなることも。
さる子もまた、そんな少女の一人。
ああ、故郷に帰してあげたかった。

こんな事が本当だったらと思うと

こんな事が本当だったらと思うと、昔は女性の権利もないし身分で人間の価値が決められていたから本当辛い思いした女性がいらっしゃると思います。今大分改善されているのかな。。会社でもこんなような事がありそうだけど、本当全ての女性には幸せになって欲しいです。

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さる子の沼は日本昔話にありそうな、最後報われない悲しい話だった。
ある程度予想できたけど、やはり悲しい。

貧しい農村の子どもたちとは、、、

人身売買などがテーマになっていますが、女の子の生き方って、ある意味、この二つしかなかったのかと思わせられることが多々ありました。考えさせられるストーリー展開ですが、お勧めです。

少しだけ読みました。
昔の話でした！
これに近いことが、
本当にあったんだろうなと思うと心痛みます…。

さる子の人生を考えた時、胸が苦しくなりました。この時代では同じようなことが、多少の変化はあるものの起こっていたのだと思います。

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さる子がとにかく可哀想でむくわれない。
彼女の友達も報われなかったけど、さる子のおかげで幸せになれたのを見ると…。新吉がさる子を信じてくれてよかったし、思ってくれてよかった

さる子の沼

読み終えて何ともいえない気持ちになりました。
昔は、特に農村とかだと天災や作物の出来や不作で奉公にでなければ家族が飢えてしまうから、子供が家族の為にって当たり前に考えられてたんだろうけど…。
奉公に上がった先が良い場所じゃなければ地獄だったんだろうなぁ。
せめて戻る事ができたお松さんにはさる子を忘れずにいて欲しいなぁ。

切ない…

さる子の優しさ、思いやりがさる子の身を危険にさらしてしまった。その過程が切ない。
昔の日本では、普通にありそうな話だけに、気持ちが入って切なくなりました。

ストーリー

毎回楽しく読んでいますが、今回は切な過ぎて、、。さる子が健気で読みながら応援していました。一緒に売られた友達が最初はひがんでいるのかと思ったら陰で助けていたところは救われました。