4.0
最後リバ
小学生の頃にイタズラされかけた兄ちゃんと再開して関係をもつ少年の話かと思えば…最後はリバになります。
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小学生の頃にイタズラされかけた兄ちゃんと再開して関係をもつ少年の話かと思えば…最後はリバになります。
はらだ先生の作品て重いのになぜか読んでしまうし後味良いのか悪いのか人によるような終わり方もなんかいいですよね
とにかく好き、ユイは切り捨てることで本当に欲しいものを手に入れるけど迷ってるような描写もあって好き、
かぁっー!!!はらだ先生いいい!!
すごい歪んだ愛です。でも、それと同時に考えさせられるお話でした。
色々と考えさせられます。
おにいちゃんの気持ち。
主人公くんの気持ち。
女の子の気持ち。
同性愛という事がどれだけ
世間からの偏見があるのかも
わかります。
色々と乗り越えていくんですが
心の奥の底にある、心配は
いつまでも拭いきれないんだなと
最後の主人公くんをみて
思いました。
闇が深い。因果応報というかゾンビとりがゾンビになるというか。自分がかつてされたことを他人にして、自分だけがわりをくう。
束縛されたり、相手の執着に悩まされた過去がある方はトラウマを思い出してしまうかもしれない。そう思うくらいに登場人物の感情がリアルで、考えさせられました。
重い感情を持つ登場人物ばかりの中、まいこちゃんのキャラがサバサバしていて大好きでした。
途中ちょっと怖さも感じたけど、全部読んだら、もう一度読み返したくなるような。最後二人が結ばれて安心というか、ふたりで支え合っていくんだろうなっていう含みのある終わり方だったな。
この手のジャンルは初めてだったのですが
歪みすぎて少し怖く、切なくて胸が締め付けられる気がしました。でも好きです。
色んなジャンルに手を出してた時に見つけた事があって(多分再編される前のもの)、最初の1話2話しか読んでなかったけど、ふたりの関係とか、周りの事とか、色々考えさせられるような、そんな内容です。私はすごく好き。