ど根性ガエルの娘
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あらすじ
国民的ギャグマンガ「ど根性ガエル」の作者は、家族をめちゃくちゃにした父親だった!? ギャンブル、DV、娘の財布からお金を盗む、失踪……。衝撃の家族 エピソードを、実娘が描きます。家族崩壊の第1巻。 ※対談記事、描き下ろしマンガ等を追加収録いたしました。作品内容に変更はございませんので、重複購入にご注意ください。
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みんなのレビュー
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サバイバー
あの有名なアニメの作者さんと家族が、こんなに大変な問題だらけの一家だったとは!
一発屋の父親が次の漫画が全く描けずに、どんどん落ちてゆく姿がホラーでした。
ギャンブル漬けになり、娘の財布から何度もお金を盗んで、挙句には財布ごと盗んで財布は駅のゴミ箱に捨てたって、しらっと喋ってる。
またその話を盗み聞きした母親に、お父さんのプライドはどうなるの!
お金を盗まれたのはお前の勘違いだろ!
土下座して勘違いしました、申し訳ありませんでしたとお父さんに謝れって、本当に土下座させてたシーンに驚愕しました。
この家族の一番のクズは、父親ではなくこの母親だと分かります。
父親と出会って、結婚が決まるまで彼が売れっ子の漫画家とは知らなかったって、嘘ですね。
こういうぶりっ子女は計算高いので、最初から売れっ子漫画家と知らなければ付き合ってなんかいませんよ。
何から何まで、子供を巻き込んで自分の思い通りにしようとして、うまくいかなければ人のせいにする、最低な毒女ですね。
娘さんは本当に苦労されましたね。
もう自由になってもいいんじゃないですか?
今現在の仲良し家族ごっこ、本音の部分はどうなんですか?
心の底から笑えるのでしょうか?by ローズジェイド- 5
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5.0
毒親育ちに刺さる作品
これだけの内容をよく上手にまとめることができたと思います。最後のお父様の言葉は、子供の作品を認めない、呪いのような言葉をかけてしまうあたり、根っこは何も変わっていない、毒親そのものですね。まるで自分の父親を見ているようで胸が締め付けられました。子供達にどれだけの傷を与えるか彼らは考えが及ばないんですよね。自分が人生を懸けて作り上げた作品に対して時間の無駄だなんて、もうひどい、信じられない。でも彼らは自分が一番正しいと本当に信じている。私も似たような言葉を受けてから、一切の連絡を断ち、もう丸五年会っておりません。しかし作者さんは、その呪いのような言葉に対し真っ向から抗いました。そして王道を示してくれたと功績を讃えたというのは、もう素晴らしいコミュニケーションだなと、そして心の強い方だと思いました。自分はそうはなれませんでした。ご家族と絶縁せずに大切にされている筆者さんは、本当にすごいと思います。ご主人と共に立ち向かいカミングアウトするというのは相当な覚悟がいったと思いますが、自分はそこまでの経験ではありません、でもとても励みになりました。多かれ少なかれ毒親育ちの方々は共感できるのではないかと思います。
これまでたくさん辛い経験を夫婦でされてきたかと思うので、これから先はずっと幸せでいてくれたらと思います。by ちーままま- 3
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5.0
こんなに辛い気持ちになるとは…
『ど根性ガエル』TVで見ていたので、“へぇ、一発あてた漫画家の行末ねぇ”と、軽い気持ちで読み始めた。
作品紹介に【DV】とあるのが気になって。
作者の転落人生を描いているのかと思っていたが、それに巻き込まれた子供のはなし。
初めは、父親(ど根性ガエルの作者)だけがひどい様子が描かれ、それに尽くし耐えた母親(妻)の印象だったが、読み進めると、旦那に帰ってきてほしいばっかりに娘すら悪者にしている毒親はむしろ母親にみえてくる。
あんな明るい漫画を描いていた人の行末は、こんなにドロドロと不幸が交差していたのかと思った。
それなのに…あんなに両親ともに毒でしかないような人たちを、大人になっても大切にしている娘がたまらない。by みっちむにむに- 1
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4.0
泣きました。
4話まで読んでの感想になります。
読む前は単に娘から父への逆襲の暴露本なのかと思っていました。
なので読んで作者の父に感情移入して泣くなどとは思ってなかった。
漫画家である父の精神的な辛さが伝わってくるシーンもあり、
読む前に想像していたのとはまた違っていました。
今だから書ける話なんだろうなと。
家族の再生へ向けての話のようです。
どうやって再生していけたのか、見守りたいと思います。by 匿名希望- 2
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5.0
きついです
読んでいるだけで物凄く辛くなる。目の前で実際に起こっているような追体験させられているような感覚に。
家庭の中で一番弱い、優しく繊細な人に全ての家族の悪感情が降り注ぐ。
毒親もちは過食に陥る人が多いのか……過食の人を見ていると悲しくなる。そうするしか逃げられないのか
作者は人に当たらず、一時当たってしまってもカウンセラーに相談して、一緒に人格、思考を修正してゆく。
全ての人が良いとは限らないけど、自分が信用して任せられる第三者(専門家)が居るのはやっぱり心強いし修正するのに一番近道だね。 最後は作者が生まれ変われて良かった。本当に- 1
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3.0