5.0
アリエスとフェルゼンが少しずつ距離を縮める様子がよく描かれていたと思います。
フェルゼン!!!ってなるところが多くハラハラもさせられ楽しめました。
by
匿名希望
- 0
アリエスとフェルゼンが少しずつ距離を縮める様子がよく描かれていたと思います。
フェルゼン!!!ってなるところが多くハラハラもさせられ楽しめました。
親を殺され、全てを無くし復讐だけを生き甲斐に己を保っているヒロイン。
国の為にその手を血に染め続け、生きること自体が罪だと苦しんでいるヒーロー。
そんな二人が少しずつ惹かれ合い、自分の内面を見つめて最後は二人手を取り合って生きていくことを誓う。
その過程が丁寧に書かれていて、なおかつ二人のやりとりが度肝を抜かれるほどのコメディがドカドカ入ってくるのでこちらは泣いたり笑ったり揺さぶられまくりました。
しっとりしたい時にも元気をもらいたいときにも、もちろんラブな気分にひたりたいときにも読める良作です!
訳ありヒロインでその気持ちの変化に引き込まれて最後まで楽しく読めました。
ヒーローの気持ちの変化も描かれているので二人の関係の深まりにも自然に引き込まれます。
ラストは少しだけ端折った感じですが、ほどほどの危機感と言うところですかね。