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2話毎解決なあっさりさ!本人の謎も序盤でさくさく出てきて小気味良い。主人公の顔は特に、だけど、妖怪キャラとかじいじとか、丁寧に描かれてる。
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2話毎解決なあっさりさ!本人の謎も序盤でさくさく出てきて小気味良い。主人公の顔は特に、だけど、妖怪キャラとかじいじとか、丁寧に描かれてる。
妖とか何とかで怖い話かと思いきや、優しい優しい作品です。
妖やそういったものを禁止する法令がひかれた時代設定。
何も悪い事していないのに肩身の狭い妖たち。
そんな中集う一軒の貸本屋さん。
そこにいる人(妖)の周りでおこる困った事を人間くさくただ真っ直ぐに解決していく。
静かに読みたい優しい作品をお探し方におすすめです。
文明開花と言われた明治時代にも、陰陽師は実際にいたらしい。昔古い映画で帝都に結界をはる話が出てきたが、いにしえより天皇をお守りするのが、最重要任務だったとすれば、明治時代と言えどいて当然だったと思う。あやかしとは人の恐怖心や不安が、作り上げた思念が実体を持って現れたものかも知れない…
のほほんとした線で描かれた様々なあやかしたちは日本が近代化とともに失ったものの一部なんだろうかと考えさせられる。
逆に厳しい表情の役人たちや常に急いでいるような感じがする街角は現在にも通じる息苦しさにも思えた。
扉ひとつ向こうは異世界への入り口。読み進めると自分もこのお店の内側になじんでいくのが楽しかった。
無料分いっきに読んで、続きが気になって結局最後まで読んでしまいました。主人公と妖との関わり方がほっこりします。最後なんだかバタバタした割にあっさり終わってしまってちょっと残念でした。
最初に妖ものに出会ったのは夏目友人帳。それ以来妖ものが大好きになりました。人ならざるものと人間の不思議な交流。そこには信頼だったり人情だったり、とても温かく素敵なものがあります。この話にもそういうものを感じました。ちょっと古い時代のノスタルジックな感じがさらにいいです!
妖怪が助けを求めてきたりする本屋。本当にあって欲しい。そして、妖怪には是非、昔の良き日本を繋いでいって欲しい。自然現象を神や妖怪のせいにして崇めていたような、素朴な暮らしにはもう戻れないかもしれないけど、気分だけでも浸りたい。そんな作品でした。
タイトルからしてかわいい妖怪がいっぱい出てくるほのぼの系のお話を想像してましたが、予想を裏切り目が離せなくなって最後まで読んでしまいました。
とにかく絵が綺麗で妖怪たちもかわいい~。
陰陽師たちとの戦いになってからラストまでが早すぎてもう少し読みたかったなという感じはします。
私がどんな漫画を読むかの選択基準は、好きな感じの絵であることと、知性の香りがすることですが、この漫画はその二つを持ち合わせています。ただ、一人ひとりの妖怪の個性や生い立ち?、エピソードなどがもう少し掘り下げてくれたら、愛着がわくのですが、今はまだごちゃごちゃでときどきこんがらかってしまいます。
絵が好みで読み始めましたが、ストーリーやキャラクターも全部好きになりました。どのキャラクターも可愛げがあって、ただ集まって話をしているだけでも楽しいです。
熊や猫などの動物の描き方も特徴を捉えていながら、可愛らしく個性が出ていてもっと続きを読みたくなりました。