ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~
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あらすじ
ウチのママ、知らない間に洗脳されちゃってる!?教祖様のDVDに涙し、謎の合宿に連れて行かれ…信仰をやめる気はないママと一緒に暮らすって大変!純粋が故に宗教にハマるママと一家を描いた宗教ギャグエッセイ!
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ユーザーレビュー
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行き着く所は個人の問題
全10話読みました。この作品を描いたしまださんに敬意を称します。
私も宗教絡みで家庭の問題に悩んだ一人です。
最初は明るい感じで話は進んで行きますが、中盤以降から本題。ママ以外の家族が冷静だったのが救いでした。中盤からの家族の解説は、的確でその通りと納得出来ます。
以下名言集です。ネタバレご注意下さい。
もうママという人間は宗教で成り立っている。
個人の受け取り方で全てが変わるんだ。
だからって好き放題していいワケじゃない。たとえどんな人でも、そう親だからこそ。
何言ってるんだろうこの人は。
癇癪を起こして、どうしていつも「やり遂げた」顔して見下すんだろう。
最後のあとがきですが、18話(009話)まで読んでから読むのをお勧めします。あとがきは衝撃の内容ですが、そこだけ読んでも全体の流れは見えない。全部読んだら意味がわかります。
しまださんも描いていますが、宗教が悪いのではなく、個人の受け取り方(今作はママ)が間違っている。全部読めば、スッキリすると思います。by あすか時代- 8
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5.0
ラストに鳥肌
本編はカルト宗教にどはまりした乙女ちっくママンと彼女にふりまされる家族模様を、当時中学生だった作者の視線から非常にコミカルに描かれている。ママンと娘(作者)の温度差を絵面だけで表現しているのも物語に引き込まれる魅力のひとつだ。そして作者の達観した人間観察に驚かされる。とんでもない母親を分析して理解しながらやりすごしていた作者の少女時代が伺えるし、その洞察力こそが作家として優れた作品を生み出せるのだろう。
色々な毒親はいるが、それらの体験を面白くまとめあげられた作者の才能に拍手。
あくまでコミカルな展開なので、ラスト鳥肌、というタイトルに疑問を持つ方もいるかもしれないが、私は泣いた。by アオタ丸- 7
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4.0
分かります
私も、家族の宗教に悩んでいる1人です。
全ての宗教がそうだとは思わないが、
悪いことは全て、信仰心が足りなかった。
何か問題が起こっても、きちんとした対処もせずに、信仰しているから大丈夫。
そういう考えがホントに嫌だった。努力の方向が間違っている。
ハマりすぎる宗教は誰も幸せにしない。それは、当事者も含めて。
ただこのマンガを読んで、私自身ももう少しドライに切り離して考えても
良いのかもしれない。と少し心が軽くなりました。by にこむし- 6
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5.0
最後の後書きまで読むべき
すごく面白かった!
最後の書き下ろしで、やっぱり本当はこんな感じだったんだろうって分かった。かわいいだけのママなら、つまんないセミナーなんてついてかないって言えるはずだし。
うちもカーッとなりやすい、人に預けられて育ったらしい祖母だけが新興宗教に入ってた。やはりもともと心に問題があるというか、このママは、ADHDか何かの発達障害があるのだろうが、そんな本人の問題なんだなー。
本当に素晴らしい作品でした!by 匿名希望- 3
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4.0
はじめから破綻していた
家族になってから宗教にはまったのではなく、宗教にはまっている女性と結婚したわけで、めちゃくちゃになったとタイトルにあるが、始めから破綻していた家族なのだと思う。
新興宗教が悪いわけではない、と何度も繰り返されるけど、人から思考する力を奪おうとする(一見、考えさせようとしてるように見えて結局答えは決められている)圧力である以上、アニオタとかドルオタといっしょくたにするべきではないし、はまりこむことによって思索しなくなるものを個人の自由にさせるのは危険な気がします。by かわらやね- 3
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5.0