5.0
行き着く所は個人の問題
全10話読みました。この作品を描いたしまださんに敬意を称します。
私も宗教絡みで家庭の問題に悩んだ一人です。
最初は明るい感じで話は進んで行きますが、中盤以降から本題。ママ以外の家族が冷静だったのが救いでした。中盤からの家族の解説は、的確でその通りと納得出来ます。
以下名言集です。ネタバレご注意下さい。
もうママという人間は宗教で成り立っている。
個人の受け取り方で全てが変わるんだ。
だからって好き放題していいワケじゃない。たとえどんな人でも、そう親だからこそ。
何言ってるんだろうこの人は。
癇癪を起こして、どうしていつも「やり遂げた」顔して見下すんだろう。
最後のあとがきですが、18話(009話)まで読んでから読むのをお勧めします。あとがきは衝撃の内容ですが、そこだけ読んでも全体の流れは見えない。全部読んだら意味がわかります。
しまださんも描いていますが、宗教が悪いのではなく、個人の受け取り方(今作はママ)が間違っている。全部読めば、スッキリすると思います。
- 8