【ネタバレあり】日の当たらない場所のレビューと感想（2ページ目）

良作…ではおさまらないな

絵の美しさとストーリーに引き込まれて
何度も何度も読み返してます。

切ないラブストーリーですが、
互いを求める心がなんともいじらしい。

学生の頃からの片思いかと思いきや、両思いで、
依存心からかもしれないけど、
かけがえのない存在で
お互いにとてつもなく惹かれあってて
たまに入る絡みがまた
切なさと幸福感の入り混じった
なんとも官能的なもので
胸をぎゅっと掴まれます

ハッピーエンドではあるんだろうけど、最終的に１ヶ月に１回しか会えない選択をしなきゃなんて…
できるだけ早い段階で2人一緒に暮らせる日がくる事を願ってやみません

そしてやっぱり感動したのは、
漁師を継ぐ宣言をする事で、彼への愛と本気度を、未来に対して（その親に！）証明したこと。
それとともに２人の仲をも受け入れた彼の父親の言葉も深く、喜びをかくせませんでした……っ！
ホロホロ（涙）

親の愛もそうだけど、人を思いやる気持ちって
スゴい感化力を持ったパワーなんだなー

この物語に出会えてホントに良かったです
しやわせです^_^

切ない…でも最後は

評価が良かったので試し読みしたら、全話購入してしまいました。
夏の暑さ、清々しいはずなのに何処となく閉鎖的で仄暗い島の空気感がとてもよく出ていて、幼馴染みの二人の切ない恋心がなんとも素敵。
どんどん惹かれ合う二人の様子に、島の復興ビジネスも絡んで、読み応えのある内容でした。
恋愛に浮かれそうになるところをしっかり諫めてくれる脇キャラの存在や、それを聞き入れ仕事をきっちりこなし、過去の自分から脱却し成長していく主人公達か描かれています。
絵が綺麗で、主人公達の表情も繊細です。
ハッピーエンドで良かった！

絵もストーリーも好きです！

軽めにさらーっと読むつもりが、課金一気読みです、はい。笑
寛也と拓斗の恋はいやらしさとかなく、純粋にキュンキュンです。
というか、ギュンギュンです！
まだお互いに気持ちを打ち明ける前の、拓斗が寛也に向けるあのなんとも言えない切ない表情に胸がギュッとなりました。
寛也も必死に離れようとして切なかったです。
けど、結ばれて良かった！

いろんな問題を抱えつつも島の復興イベントが成功した時はなんだか私も嬉しくなりましたね。

まだ続きはあるっぽいので、待ち遠しい〜
寛也と拓斗のイチャイチャずっと見てられます♡

それと寛也の仕事仲間も素敵〜
このストーリーが終わったらそちらの別ストーリーもぜひ読みたい！！

今の時代にピッタリ

将来性のない田舎の島で育ち、親からも理解されず、ゲイである事も隠して辛かった日々。島を出てゲイ3人で復興イベント的なものを提案する会社を立ち上げた。出身の島の観光課からイベントの依頼が…。それも昔から好きだった男から…。島民と揉めながらも懸命にイベントの準備を進めていき、彼ともイイ関係を築き出して…。今の日本で大事で必要な事が盛り沢山の素晴らしい話しです。感動です。

納得のラスト

一途にずっと片思い…と思いきや、両思いだった！
それぞれの道を進んでいた二人が仕事を通じて再会し、距離も縮まって…
小さな島だからこその葛藤があって、一度離れてしまうけど、そこで拓斗が泣きながら会いたいって電話で話すシーンにきゅんとしました。
そこからはトラブルもありつつ、二人のいちゃいちゃが可愛らしくほっこりしました。
二人の選んだラストは少し寂しいけど、とても納得。
無理やりどちらかを選んでハッピーな感じにしないのが逆に良かったです。
あっ！ハッピーエンドではあるので、安心して読んでください！
これからも会瀬を重ねていつか、ずっと一緒に暮らせる日がくるといいなぁー。

よかった☆

日光アレルギーで外に出られない男の子、その上ゲイとなれば、小さい島では生きにくいよね。。
15年ぶりに戻った島でも居場所がなくて、でも島の復興のために尽力を尽くして…
中学の同級生の拓斗のことかずっと好きで、島の復興の依頼をして来たのも、拓斗。
２人で島の復興のために奔走し、２人の関係も復興と共に深まっていって♡

絵もきれいでよかったです♡

島という

閉塞感の中で、ゲイだと認識して育った二人。
自分の存在意義を見つけられないまま逃げた。

そんな二人が年月を経て再会する…
過疎化が進む島の存亡の危機を二人で乗り越えられるのか。


そんな感じが二人の想いと交錯して、繋がり合う姿に
単なるBL作品としてじゃなく、色々なことを感じる作品だった。

満天の星空とか、本当に見たかった。

大満足

辛く苦しいのは見たくなく飛び飛びで読んでましたが、結局全部読みました。
自分が田舎出身なこともあり、閉鎖的なところが分かりすぎるので読みたく無かったけど、美化することなくリアルに表現されてました。切ない環境で育ったの2人だけど幸せになって良かった、ずっとずっと幸せでいて欲しいと心から思う、ドラマのような深い話でした。

奥深い

BLってだけでは収まらないいい作品でした。
小さな島のなかで自分は不良品だと思いながら育つ、考えただけでも本当に辛かったんだろうな。
1度は離れた島をよくしようとがんばる姿と受け入れてくれた両親や島の人たち。
なんかうるっとしました。

男女でも男同士でもいいじゃん、愛があれば。

小さな島のお話
漁師の息子として生まれたのに日光に当たるとひどい火傷になってしまうアレルギーをお持ちの主人公と、両親が不仲で、自分の事なんて大事に思ってないんだろ！と感じながら生きている同級生
過疎化の進んだ小さな島で!島のもんじゃない!みたいな疎外感を感じさせたり、ラブラブな感じだけでは無い。お話です。