みんなのレビューと感想「日の当たらない場所」（ネタバレ非表示）

胸がギュッと切なくなりました

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久々にどハマりする作品に会いました！
気づいたら一気読みしてました。

作品全体に夏の香りが漂い、暑さ、波の音、風などが伝わってくるようでした。
そして、ストーリーが本当に良い！！
こちらも島の復興に携わっているかのごとく、島民の皆さんとの問題など、事あるごとに一緒にハラハラドキドキ。

そして、主人公の寛也自身の体の悩み、根深い父子問題、狭い島の中で同性愛者であることを隠さなければいけない問題も絡み、物語は複雑になるかと思いつつ、拓斗の強い思いに引かれ寛也がどんどん成長していきます。
そして、島民、寛也の父親にも変化が。

寛也が島から撤退を余儀なくされ、東京で島のイベント中継をTVで見ていたとき、反対派だった父親がはっぴを来て活躍する姿が写った時は、こちらも思わず胸が熱くなりました。

そして、最後に拓斗が寛也の父親に、自分が漁師を継ぐ宣言をしたシーン。泣けます。

リアルな問題の中で、主人公2人のエッチシーンはどれもとても官能的でした。
細かい描写もあり、かなりドキドキでBL的にも大満足です！

もう、絶対にオススメの作品です！！

いい

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両片思い、大好物です。受けの卑屈なとこも攻めの執着も好き。
ただ私が田舎出身なので、事業が成功するかハラハラして恋愛楽しめなかったので、何回も見直してハラハラせずにキュンキュンしたいです！
続きはないんですが、あとはこれから田舎の人達がゲイに対して寛容になってほしいです。
受けの大人さんと攻め君はずっと島にいるし、小さな世界だから絶対バレると思うし
…
ずっと考えてしまう作品でした

泣いた

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多分みんな最後は「父さん…!!!」って叫ぶと思う。

拓斗の父とのことはどうなるんだろうってモヤモヤしてたら最後にオマケがあって「こんな島よく残ったなぁ、うまくやれてんなら良かったわ」くらいに他人事だけど気にしてたのかなって思った。息子を置いてったクズでしょうけども…。

BL要素も、迫るときの拓斗の表情がスゴく好き。特に寛也が学生ボラに口車に乗せられた時に、島や拓斗の為にって及ぼうとしたシーン(ここでも泣いた)を見てしまった拓斗の激昂ヤバイ。他のエッチシーンも濃厚で好き。

過程含めエンディングが本当に寛也報われて良かったねって幸せな気持ちになった。恋人にも家族にも島にも。
最終回…島の公認カップルになってそう…大体の人が気付いてるんじゃ？(笑)

反省しちゃいました。

所詮漫画なんだし、イケメン同士が抱き合ってるのを覗き見する感覚？みたいな軽いノリで読むのもいいけど…ちょっと反省しちゃいました。当事者にとっては、苦しいことこの上ないんですね。
親にしても、我が息子がゲイであるって事を受け入れるのは相当に苦しいだろうし。
周囲にマイノリティはいないけど、今後知り合うことがあったら、せめてわかったような顔だけはしたくないなと思いました。

ストーリーも良く、絵も綺麗です。
ハードじゃないエロシーンも、良いです。

一気に読みました

最初は40話以上あるので躊躇してましたが、ポイント何か気にならない位夢中で読んでました。

島の復興を軸に寛也と拓斗の物語が進みます。寛也と父親との不仲や自分がゲイである事の後ろめたさ、島を復興したいのに島民たちとの確執等、困難が沢山ある中拓斗と寛也が頑張って最後はプロジェクトを成功させて二人もハッピーエンドです。

とにかくストーリーもHも良かったです。
Hも要所々々にあります。寛也が色っぽいです。

ストーリーが好みです

私はストーリー重視派なので、濡れ場が凄くてもストーリーが好みではないと途中で読むのをやめてしまうのですが、久々に一気読みをしてしまいました。
細かい所で、ん？と思う所はありましたが、あまり気にならなかったです。（小島に渡るのに携帯を持たないとかありえないかな、とか）
登場人物それぞれの心情がよく表現されています。
絵もキレイ、ストーリーも良い、オススメです。

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田舎の島でゲイであることの辛さ、これは相当だと思います。また親の期待に添えない状況で…。ただ寛也にとって拓人だけが光で憧れで。でも久しぶりに仕事で関わることになって…。仕事では島の人々のいろんな偏見や閉鎖的な空気など逆境ばかりだったのが、それぞれが真摯に向き合っていくことでどんどん良い方向に進んでいきます。この2人なら遠距離でもお互い大切にすると思うし、いつか寛也が島に帰ってくるだろうなって思います。

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二人の心の変化や過去の自分との葛藤、父親との深い心の闇、故郷への想い、とにかく深い深いものを抱えながら別の場所で生きてきた2人が同じ場所を見て乗り越えて愛し合っていくことに胸が切なくて、明るくなっていく未来が嬉しい。BLものだと割と同性愛が当たり前のように描かれていて非難されるようなシーンが無いことが多いけれど、まだこんな風に、周囲に理解してもらうまでに嫌な視線を向けられることが多い方が実情だから、この作品ふよりリアルに感じる。一気読んだので配信までが待ち遠しい。

長々書きました

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BLというよりかは、もう少し人間ドラマ寄りの物語でした。

寛也の境遇が酷です。日光アレルギーで父親と上手くいかず、さらに同性愛者という後ろめたさを抱えている。狭い狭い世界でもがいてる姿は痛々しい。島を出ていい仲間と出会えたことに本当に安心しました。

拓斗も辛い環境に置かれていて、親はいなくなり、島の再生に尽力するも中々うまくいかない。

そんな二人の再会から、島おこしを成功させるまでのお話です。
寛也と拓斗は想い続けてる二人なので、苦しみながらも体を重ねて関係を育んでいきます。
同時に、島を再生させるプロジェクトの中でいろんなことがおきますが、父親や島民と心を繋げていく過程は胸に来るものがあります。
一度は逃げた場所だけど、寛也は頑張りました。
逃げず頑張っていた拓斗も報われました。
ハッピーエンドです！

ただ、東京ですでに居場所がある寛也と、島が自分の居場所だという拓斗は遠距離恋愛となりますので、月1程度会う恋人同士です。
結末に不満がなければ、読んで損無し。ストーリー重視の方にはおすすめです。

胸がギュッとなる、わかる

胸がギュッとなるというレビューがありましたが、その通りの作品でした。ふぅ…

一度は逃げ出してしまった地元。いまの現状を知り自分に出来ることは島を守ること、という熱い想いとても素敵でした。

父親や周りの人が責めるような、白い目で見るようなシーンがありますが、体が弱くたって同性を好きになったっていいじゃないか、話しを聞いてくれてもいいじゃないか。乗り越えることで頑張れてるんだから。って思うところがあった。
だけど読み進めていて、あぁそうだよなって。島人の父親は一人息子にいろいろ教えたかった…嫌いな訳ではない、だって一人息子なんだもの。大切な息子には変わりない。そういうシーンがあって、更に胸がギュッとなりました。

スケベなシーンはありますが、ストーリー重視な作品だと思うので、読み終えた時にはハァーーーー！！！良かった！！！と静かに布団に倒れ込みました…