みんなのレビューと感想「京都寺町三条のホームズ(コミック版)」（ネタバレ非表示）（9ページ目）

久しぶりに読み応えのある作品と出会えた気がします。丁寧な日本語、豊富な知識に現代人の軽いユーモアもあって読みやすいながらも軽すぎない内容。

始めて知った京都のあれこれ

ネタバレ レビューを表示する

ホームズくんと葵ちやんのやりとりを読みながら京都の知らなかったお話が面白いです。
とくにびっくりしたのが、斎王代に選ばれたらとても名誉なこと(これは知ってる)だけど、お衣裳やもろもろの費用は個人持ちなんて全然知りませんでした。大変だわ！

名コンビ！！

ネタバレ レビューを表示する

骨董品店くらのオーナーの孫で鑑定士見習いホームズさんと、くらのアルバイト葵さんはくらの同僚であるだけでなく、鑑定士の師弟関係でもあり、骨董品や京都の歴史などいろいろと興味深いエピソードが盛りだくさんです！

色々な作品が知れていい

ネタバレ レビューを表示する

恋愛ものという雰囲気ではなく、ホームズと題名に入るだけあって推理要素が多い。
その中に沢山の美術作品が出てくるので、作者や作品名を色々知る事が出来るのも楽しみのひとつかな。

むう

鑑定の話ですね。ふとしたことから鑑定の店でバイトすることになった女性。鑑定はよく物を見ることなんですね。そしてそこから想像をふくらませてゆく洞察力。知的なおもしろさがあります。

原作読んでます

実際は漫画から入り込んだのですが、漫画が面白すぎて原作まで読んでます。
主人公の1人であるホームズさんにはいい意味で裏切られてますが(笑)登場人物はどの方もとてもいい人達ばかり…気になる方はぜひ読んでみてください

みんな自分のことは……

ネタバレ レビューを表示する

下町のホームズと呼ばれる大学院生と、ワトソンのような高校生の葵さん。警察沙汰となるような深刻な事件ではないものの、当人たちにとって生きにくさにつながる事件。第三者には鋭くも思いやりを感じられる見立てを披露するホームズさんも、自分の恋心をスパッと解決できないもどかしさ。誰しも自分のことはよく見えないということかも。葵さんの方が自分に正直なところが好感が持てる。謎解きを楽しみに読んでいましたが、だんだん二人の今後が気になってきました。

きよたかさんの京都弁が、めずらしいのもあるけど、とても素敵です。大阪弁は漫画によく使われるけど。あと、謎解きの要素もありおもしろい。

品良く明るいミステリです！

さらりと上品なキャラクターたち、それに適した柔らかい絵柄。京都という舞台設定もピッタリ。どんな恐ろしい出来事も品よく謎解きされそうで、楽しみ。

ネタバレ レビューを表示する

良い意味で、しっとり。
ステキなものをきちんと見定める眼力をひけらかす訳でもなく、じんわりと良いものに愛情を注ぐ感じが、心地よく伝わります。