わたしのお婆ちゃん 認知症の祖母との暮らし
- タップ
- スクロール
あらすじ
東京で漫画家をしているニコ。家族は宮城に住む母と婆。実家は震災の時に流されてしまったけれど、婆の希望で、母が頑張って同じ場所に家を建て直した。そんな実家に久しぶりに帰省した際、ニコは婆の奇行を目にする・・・。幼い頃から、外で働く母に変わって、いつもニコの世話を焼き可愛がってくれた婆。しっかり者の婆が、なぜ・・・?大好きな婆が知らない人みたいになっていく・・・。ニコはまだ、認知症を知らなくて――。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
ユーザーレビュー
-
涙が出ちゃう
私の場合は、父が認知症になり介護をしていました。
だから、母ルの立場でしたね。
父は三年前になくなりましたが、「あ、わかるわかる。」と当時を思い出しながら読みました。
段々、病気のせいですが声を荒げたり、怒ったり…自分の家なのに、「家に帰る❗️」と夜中に言いだしたり。
何を言ってもわかってもらえず、心が悲鳴をあげていました。
認知症あるあるですが、この作品のほんわかした絵なので、とても読み易かったです。by ちーかま7- 5
-
5.0
おばあちゃん
可愛らしい表紙に惹かれて購入しました。
でも内容は色々考えさせられるものでした。環境の変化で体調にも変化がきたりする時ありますよね。家の親戚も東北に住んでいて被災し、まだまだ大変な環境にいます。
出来ることをしたいと思いつつ、大したことが出来ていない自分がとても辛いです。
まだ読み始めたばかりですが、可愛らしい絵と、お互いを想い合う気持ちなどありそうなので読み進めたいです。by ゆんチャン♪♪- 4
-
3.0
あの頃
私は宮城県出身で震災を体験してます。
お義母さんも認知症でした。
震災をきっかけに、それまでは軽度の認知症だったのが徐々に重度になり、、、。
この物語は正に私の体験した事と重なり読みながら涙が出てしまう程。
認知症を相手にしていると介護をしてる方は精神的におかしくなり、自分の事なんかそっちのけでした。
昼と夜が逆転、さっき言った事を忘れる。
夜中にバックをガサガサ、トイレには行ったり来たりを何度も繰り返す。
しまいには夜中に外に向かって助けてー!と叫ぶ。お漏らしは当たり前、それをベッドの下に隠して臭いし汚いし。
何度も何度も、お義母さんと一緒に、、、って思いました。
介護は本当に大変です。
読んでいて当時を思い出し辛くなりました。by チィース- 3
-
5.0
母が、認知症でした。
始めは、物忘れが、歳のせいと、思い。車庫入れも上手だったのに、いつものように、車で送ってもらっていたら、道の路肩似、車が、当たり、私が、止め、車屋さんに取りに来て、もらい。バスで、帰りました。今思えば私が一緒のときで、ひとりヅモ腕住んだから、良かった。すぐ、免許返上し、医者に見せて、認知わかりました。作者さんと、同じです。シッカリして、私の祖父祖母を元看護婦さんだったから、見取り、姉と、私も、育てられました。何も家事ができない父が一人残されました。もっと、優しくして、上げたかったな、父には、あまり優しく出来ない。ゴメンなさい。
by マダムプラム- 0
-
5.0
作品を描いてくれてありがとうございます
アルツハイマーの父を看取り、現在介護施設に勤める者です。描いてあるエピソードは、ホントに認知症あるあるで、ニコさんがどれだけお婆ちゃんを必死で見ていたかを思いました。婆ルソンの後ろ姿とか、目とか耳とか、ご本人と似てるんだろうなーって。介護の現実って、当事者が語るお話が1番伝わりますよね。親の激変に愕然、ショックばかりですが、自分だってあと数十年したらおんなじ様になるんだからね。親が身をもって、歳を取るとはこういうことだと教えてくれてるんだと思います。病んでいるのは、認知症の本人じゃなくて、人間のそういう部分を極力他人ごとにして自分の視野から追い出しちゃう、無関心さなのかなと思います。私もそうですが、一度でも介護のこういう経験すると、人生観変わりますね。ニコさんは人として豊かになられたんだろうなと想像しました。作品にしてくださって、ありがとうございます。
by らつん- 0
同じ作家の作品
Loading
関連する作品
Loading
5.0