5.0
涙が出ちゃう
私の場合は、父が認知症になり介護をしていました。
だから、母ルの立場でしたね。
父は三年前になくなりましたが、「あ、わかるわかる。」と当時を思い出しながら読みました。
段々、病気のせいですが声を荒げたり、怒ったり…自分の家なのに、「家に帰る❗️」と夜中に言いだしたり。
何を言ってもわかってもらえず、心が悲鳴をあげていました。
認知症あるあるですが、この作品のほんわかした絵なので、とても読み易かったです。
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私の場合は、父が認知症になり介護をしていました。
だから、母ルの立場でしたね。
父は三年前になくなりましたが、「あ、わかるわかる。」と当時を思い出しながら読みました。
段々、病気のせいですが声を荒げたり、怒ったり…自分の家なのに、「家に帰る❗️」と夜中に言いだしたり。
何を言ってもわかってもらえず、心が悲鳴をあげていました。
認知症あるあるですが、この作品のほんわかした絵なので、とても読み易かったです。
可愛らしい表紙に惹かれて購入しました。
でも内容は色々考えさせられるものでした。環境の変化で体調にも変化がきたりする時ありますよね。家の親戚も東北に住んでいて被災し、まだまだ大変な環境にいます。
出来ることをしたいと思いつつ、大したことが出来ていない自分がとても辛いです。
まだ読み始めたばかりですが、可愛らしい絵と、お互いを想い合う気持ちなどありそうなので読み進めたいです。
始めは、物忘れが、歳のせいと、思い。車庫入れも上手だったのに、いつものように、車で送ってもらっていたら、道の路肩似、車が、当たり、私が、止め、車屋さんに取りに来て、もらい。バスで、帰りました。今思えば私が一緒のときで、ひとりヅモ腕住んだから、良かった。すぐ、免許返上し、医者に見せて、認知わかりました。作者さんと、同じです。シッカリして、私の祖父祖母を元看護婦さんだったから、見取り、姉と、私も、育てられました。何も家事ができない父が一人残されました。もっと、優しくして、上げたかったな、父には、あまり優しく出来ない。ゴメンなさい。
アルツハイマーの父を看取り、現在介護施設に勤める者です。描いてあるエピソードは、ホントに認知症あるあるで、ニコさんがどれだけお婆ちゃんを必死で見ていたかを思いました。婆ルソンの後ろ姿とか、目とか耳とか、ご本人と似てるんだろうなーって。介護の現実って、当事者が語るお話が1番伝わりますよね。親の激変に愕然、ショックばかりですが、自分だってあと数十年したらおんなじ様になるんだからね。親が身をもって、歳を取るとはこういうことだと教えてくれてるんだと思います。病んでいるのは、認知症の本人じゃなくて、人間のそういう部分を極力他人ごとにして自分の視野から追い出しちゃう、無関心さなのかなと思います。私もそうですが、一度でも介護のこういう経験すると、人生観変わりますね。ニコさんは人として豊かになられたんだろうなと想像しました。作品にしてくださって、ありがとうございます。
介護って大変だなーで終わるのではなく、温かさも感じる作品。
明日から、自分の家族や周りの人を大切にしようと思わせてくれる。
私は医療関係者で、地域で働いた経験もあります。これは珍しい話じゃないです。高齢化で更に増えます。介護する側の負担や後悔も減らしたい。愛する人と自分がお互いに幸せに暮らせる方法を考えていきたいです。
思いやりと手の温もりが大事なんだなって改めて思いました。
すごく、共感できる内容です!
介護側の家族ももちろんですが、
認知症になった側も気持ちがそうなのかなぁって。
忘れていきたくないのに
消えていっちゃう記憶とか確かに
怖いものでもあるよなぁって。
今まで
見る側の気持ちしか
わかりませんでした。
どうして忘れちゃうの!
何でできないの!
余分なことはしないで!
でも、確かにときたま正気な時が
あって昔のように私の世話を
してくれる姿があります。
裁縫してくれたり、
洋服を直してくれたり、
味の濃い料理を作ってくれたり。
物語にそれを重ねちゃうと
涙が溢れてしまいました。
見る側の家族、認知症になる側の家族の
気持ちもわかるのかな、と思うので
読んで頂きたいです!!
私は宮城県出身で震災を体験してます。
お義母さんも認知症でした。
震災をきっかけに、それまでは軽度の認知症だったのが徐々に重度になり、、、。
この物語は正に私の体験した事と重なり読みながら涙が出てしまう程。
認知症を相手にしていると介護をしてる方は精神的におかしくなり、自分の事なんかそっちのけでした。
昼と夜が逆転、さっき言った事を忘れる。
夜中にバックをガサガサ、トイレには行ったり来たりを何度も繰り返す。
しまいには夜中に外に向かって助けてー!と叫ぶ。お漏らしは当たり前、それをベッドの下に隠して臭いし汚いし。
何度も何度も、お義母さんと一緒に、、、って思いました。
介護は本当に大変です。
読んでいて当時を思い出し辛くなりました。
泣きながら読み切りました。介護の経験はないけれど、病気などを患ってる身内と暮らしてて、やっぱりどうしようない時が何度もあって苦しかったのを思い出します。主人公が途中、深刻さを理解出来てないシーンがあり、現実もそんな事がたくさんあるんだろうな、それが普通の心理なんだろう…と。ただでさえ老いていくの見るのは辛いのに、とてもリアルに描かれてました。自分だったらこの母娘みたいに頑張れるだろうか。
介護って大変だ。自分の娘に見てもらえて幸せだと思いきや、実の親子だから遠慮がなくわがままな自分を曝け出してしまう。実の親子だから不満や不安をぶつけ合ってしまう。大切な存在だから心安らかにいて欲しいから無理してしまう。義母を看取った私は一歩引いた立場だったから、まだ客観的に自分を見ることができたのかもと、サブ介護者の作者の視点から描かれたこの作品を読んで感じました。
別作品の「ナガサレールイエタテール」の続編ともいえる作品。震災被害にあった、作者の祖母と母のその後の生活が描かれています。認知症の在宅介護が抱える問題を、実体験から描かれています。可愛いらしいポップなイラストでそこまで重たくは描かれていません。同じような問題を抱えている家族には是非1度読んで見ることをオススメします!