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5.0
佐藤さなゆきｻﾝ、｢プリフェクトの箱庭｣で知りまして、それからほとんどの作品を読ませていただきました。
その中でもこちらは、なんかすごい！
まるでミステリー？って感じもして。
何通りも解釈できる訳ですよ。
ゲージにとらわれているのは陽なのか？
それとも…？
この伏線を考えた作者さん、もうすごいなっ！の一言です。
3度～5度くらい読み返すのをオススメします。
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4.0
オメガバース作品でのハッピーエンドは、やはりαとΩが愛し合って番になることなんですかね。だとしたら、本作もハッピーエンドということに。
タイトルからも連想されるように、愛ゆえの独占欲が高じて、相手を囲い込んで閉じ込めて、視線すら遮断する…そんな究極の愛の形は賛否両論あるかもしれません。
けど、幼い頃から第二性がΩという理由で、一族の恥さらしと貶められ、継母や旧友からも疎まれてきた陽のことを考えたら、そんなしがらみを一切断ち切って、二人だけの世界で溺愛したいと廉司が望む気持ちは充分理解できます。
幼少期、パーティーで淋しそうに立ちすくむΩの陽を見つけた、α至上主義・一条家の兄弟、廉司と衛司。
感情を表すことのない廉司は、陽を運命の相手と感じ、番となって守る約束を交わしますが、ある日陽の前から消えてしまい、それを愛想を尽かしたからと伝え、代わりに陽を守ろうとする衛司。でも衛司にはαの婚約者がいて、陽よりも優先させている。そんな時に廉司が現れて…。
廉司と番になって海外で暮らす陽は『小鳥ちゃん』と廉司の友人に例えられるように、廉司の存在だけを支えに生きている様子。
陽の笑顔が見られず、暗い眼が気になりますが、自分で望んで廉司を選んだのだから、彼は最高に幸せなのだと信じたい。
あのまま日本にいても生きづらいだけだし、衛司には家族の反対を押しきって陽を家族に迎えることはできなかったと思うから、これから廉司の子供を産んで、もっともっと幸せになって欲しいと願ってしまいます。
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4.0
三角関係？ドロドロ？かと思ったのですがそんな次元のお話ではなくて。
兄の愛の深さが三角関係などと呼ぶには深過ぎて全く気になりませんでした。
自分は三角関係のお話はかなり苦手なのですがこのお話は全く苦手意識なく読めましたので。
同じ一族の中オメガというだけで蔑まれる陽。
そしてアルファの兄弟とのお話。
一目で陽に心惹かれた兄弟。
兄はその日から陽を手に入れるための準備をします。本気で手に入れる為の本気の準備を。
ですが手違いは兄が陽を手に入れるため本家から出て行くことを記した手紙を弟が隠してしまうこと。
陽は居なくなった兄に捨てられたような気持ちになり慰めて守ってくれる弟のモノに。
けれど弟には婚約者がいていつも婚約者優先で。
これも本当の心に兄がいることを知っている弟が婚約者のとこに行くたびに陽が自分を気にしてみてくれることに気付きそうしむけるためにワザとやっていた。
けれどやりすぎたせいで陽は弟にたいして諦めのような気持ちを持つようになります。
そんな中兄が戻ってきます。
兄は陽が欲しくて手に入れたくて人生をかけています。
その準備が整ったので迎えに来ました。
ですが強引ではなくひたすら陽にやさしく陽の気持ちを最優先にします。
そんな兄に心惹かれていく陽。
もちろん最後は兄の元は行くのですが…。
自分を選んだら家族も友達もいない閉じ込めて離さないとけれど自分の全てを与えると言います。
それでも兄を選んだ陽。
結ばれてからの日常があるのですが本当に誰にも会わず陽は兄とだけの世界に生きていて。
ハッピーエンドなんだろうけど個人的に怖さと深さを感じてしまいました。
ので☆1つ減らします。
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4.0
そこまで読んでる訳ではないと思うけど、初めてこんなオメガバース物に出会ったし、三角関係は他のジャンルでも出会わなかったなぁ。(好みの関係で。)
いまだに、何度繰り返し読んでも色々な感情が湧き起こる。
・言葉にすればする程狂ってるっ
・こんなにもお互いが絡み合っても⁇
・そこまで執着するのに宝物が壊れないように…
・相手の意志を尊重し選んで欲しいとか
・選んで欲しいけど、あと一歩を強制しない
などなど。。ぶわぁっと込み上げてくるものがあって、《なぜそこまで…》《何で拗れた⁇》とか《わかってるじゃん。まだ優越感に浸るの…⁇》と読み手も苦しくなった。
オメガバースであまり注目してなかったのかなと思うくらい、運命の番、魂の番の結びつきに驚愕した。でも、納得。。
陽を取り合う兄弟は、歪んでるし強欲で我儘で私利私欲的だけど、その中に色々な渦巻く考えや想いがあって、拝読出来てよかった。
もう少し。。この兄弟と陽がどうなっていったのか先を見たかったので、続編の希望を込めて☆4つ！
あと、兄の嫌いな家族や親族への報復というか、陽に対する償い的な続きも欲しいかも。
それと陽パパには、自分の子であるなら、どうであろうと守ってあげてほしかったし、きっと対面ばっかきにしてたんだろうなと思う。
廉司くんから制裁を求む‼︎
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4.0
ジャケットの絵に惹かれて読みました🌼
オメガバース物にしては珍しくエロが少ないですが、ストーリーに惹き込まれて最後まで読んでしまいました😊
Ωの子がずっと辛い思いをさせられてるので、読んでて切なくて切なくて💦
また、儚げで可愛いΩにキュンキュンしました💕
番になるまで紆余曲折ありまして、愛するあまりに自分だけの物にしたくて閉じ込めてしまいたいと思うαの気持ちを受け入れる辺りは独特の雰囲気があり良かったです！
私的にはもう少しエロがほしかったので、そこだけ残念でした😔
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5.0
兄弟間のヒビは何故起きた？と不思議に思いながら読み進めました。途中の説明があまりないままで。兄が現れたとき、弟に最後は持ってかれるんだろうなーと思い、私自身は兄の方が惹かれるなーと感じながら。番と、家と、行き場と、居心地と、色々辛い思いをした陽が選ぶのはどっち？と、最後までどんでん返しあるのかな、とも思えましたが、私はこれが一番のハピエンです！あと一話欲しかったなー。
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5.0
途中までよくあるαとΩの番の話だろうと読んでいたけど、兄(攻)の執着が凄く陽(受)以外何もいらないという徹底ぶり。
陽を番にするために自分の全てを捨て最後には魂の番である陽と番になる。
最高でした。
魂の番は親や兄弟を捨て、自分の全てを捨ててまで手に入れたい、そうまでしても番になりたいと思わせてしまう、という兄の言葉がグッときました。
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4.0
「魂の番」にここまで着目してる作品って中々ないよなぁって印象で、兄のとてつもない独占欲や弟の所有欲がリアルに感じられ、読み応えがありました。
また他の方も書かれてますが、お兄さんが独占欲を持ちつつも陽の気持ちを大事にして番の関係にもっていってたのは好印象でした。
濡れ場シーン多い方が好きなので☆4にしちゃいました←
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5.0
泣けました！！
でも、闇系で最後は落ち着いて読めました。
他のサイトで別作品を読んでから気になっていたので読みました。
絵も綺麗だし、どこかいつも闇を含んでいる作品です。でも、たから！薄っぺらくなくてしっかりしたお話で読み応えあります。しかも、途中泣けるし。
是非読んで貰いたい作品です！
そして、これの続きが読みたいです！！
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5.0
ハルとレンジとエイジは一応従兄弟なのかな?
いい大人が小さい子供にあの態度はないわ…( ˘･ω･˘ ).｡oஇ
運命の番と魂の番は同等のものでいいのかな…?
エイジもハルに対して
少しは心が動いたみたいだけど
レンジの方が正確?だったみたい
一緒にいない時間はあったけど
やっぱり、会うと惹かれ合うものなんだね~(*´艸`)
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