終の夏
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あらすじ
事故で幼い頃の記憶をなくした、理香の血の繋がらない弟・凪。彼は理香のことを本当の姉だと思い慕っている。理香も初めはそうだった。でも仲良くなれば仲良くなるほど、その気持ちは“姉弟”からは離れていく。このままではいけないと思っていた矢先、凪が県外の高校へ進学する。心のどこかでほっとする理香。これですべてがうまくいくはずだった。しかし3年後の夏。凪が帰ってきた日から、とうとう“姉弟”の最後の夏が始まったーーー…
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みんなのレビュー
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この終の夏は最後にはハッピーエンドで❣️
5歳で両親を事故でとは物凄く辛いはずなのに、凪くんだけが記憶喪失になりながらも生き残った。
親戚も引き取りを嫌がり家族同士でテニス仲間のリカちゃんの家で弟として家族になる。
何不自由なく育っていたと思っていたのに7歳で記憶が戻っていたなんて、彼の気持ちは複雑だったでしょうね!
彼は姉のリカちゃんが好きな事から他県の高校に行ってしまう。
そして終の夏にしてしまおうと凪くんはアメリカの大学へ行き研究で日本帰らないと両親に告げた。
それを帰宅した彼女が聞き成田空港まで追いかけ、4年後大学卒業して二人は結婚‼︎
いやー良かったよね!
じ〜んとしました。by runtan- 10
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5.0
それぞれが思いやり…
好きな作家さんです。
理香と凪は血の繋がらない姉弟。
凪は5歳の時、事故で1人だけ生き残ったが記憶を失くしていた。両親は亡くなった。
親戚は誰も凪を引き取ろうとしない為、家族ぐるみで仲の良かった理香の両親が養子にする。
時が経つと理香は凪を好きになる。
だけど、姉弟の関係を崩すことはできない。
凪が県外の高校を受験した為、この気持ちは封印できると思っていたが、高3の夏に凪が帰省してきて理香の心は乱れる。
実は凪の記憶は戻っており、理香を好きだが両親の手前打ち明けられず、アメリカに留学し日本には帰らない決意を固めていた。
切ない思いで読んでいましたが、ハッピーエンドだったので良かったです。by ハッスルママ- 0
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5.0
せつなかった…
よくある話ですが、双子ということにしてる二人の気持ちが切なくて、アンハッピーに終わったらどーしてくれる!!と思っていたらそうではなかったので本当に良かったです。
短くて要所だけはあるものの、さらっと終わってしまって残念でした。でも多分ジワジワと続く話だと重くなってしまいそうだからこれで良かったのかな。あっさりしてるけど心に響きました。by モモイチゴ- 1
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4.0
血のつながらない姉弟だけど、弟はそのことを知らない、はずだった。
幸せな家族、その中で姉も弟も相手のことを想いあってしまう、だがそれは言ってはならないと二人とも隠し続ける。
相手を想うからこそ離れることを決めた弟。思いきれない姉。
切ない、とても切ない。
最後、ハッピーエンドで本当に良かった。by きらきらあかり- 0
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4.0
同い年の姉弟、家族だから越えられないジレンマ。お互いに惹かれいるのに別れは避けられない?凪の記憶は戻っていたのに、皆が優しくて幸せの家族愛。数年後、結婚へとつながるシーンを見て安堵しました。4話という短いストーリーですが飽きずに読めて良かったです。
by 匿名希望- 0
作家:七尾美緒 の作品
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レーベル:Cheese! の作品
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出版社:小学館 の作品
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5.0