みんなのレビューと感想「シロがいて」（ネタバレ非表示）（11ページ目）

ひとつの家族の物語のほんの一部

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チョイブサ猫が主役？と思って読み始めたら、実は違っていてビックリ。
本当に身近に住んでいそうな家族の物語を、猫のシロが拾われて飼われるようになった頃から、ある意味淡々と追い続けているお話でした。
だけど、なのに、次へ次へと先を読んでしまう。
家族それぞれの心理描写が、心を捉えて話さない名作でした。

家族のお話です

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題名からは猫中心の話かなと予想してたのですが、家族の話が中心でした。作者の他作品に感動し、この話もどうかなと読みました。共通して、男性は弱く、女性はたくましいと暗示してあるお話が多いですね。そしてきれい事だけではすまず、きちんと現実的な話の進み方が大変好みです

みんなそれぞれ物語がある。

人生ってドラマの世界のように華やかではないけど、ひとりひとりにそれぞれひとつだけの物語がある。ということを噛み締める作品。
家族って、生まれた時から家族だから一個人としてみることができる瞬間はごくわずか。
そのごくわずかに注目して、家族それぞれの物語を愛猫が紡いでくれます。
時に切なく、でも最後は暖かい。人間って、そんなもん。間違っても、やり直していくことが大切だということを再認識させられました。

すごくリアルな日常を描いてる作品だと思います。家族の有り様わペットとの関わりなど、なんだか読んでいて泣けてくる作品です。主人公とシロのなんとも言えない温かい関係に癒されます。
最終的にはスッキリ終わり、納得です。

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西先生の作品は、映画化もされた娚の一生からハマっています。はじめは絵柄があまり好きじゃないかも…とか思っていたのですが、読み始めると西ワールドに魅了されてしまいます。
今回は家族を題材にしたお話。猫のシロはいるだけ。ほんわかしたお話？と思いきや、家族とはなんぞや…と読み終わった後余韻に浸る作品。色々あっても好きだから一緒にいたい。シロもこの家族が好きだからいつも必ず戻ってきます。
それにしても西先生の作品は不倫の話が多いですね。

じーんと来る。

読み終わってシロと家族。17年は色々あるなって。ワタルがシロと離れる時、シロが後ろをついて来る姿。ニャーンと鳴かずギャーギャー鳴く鳴き声。家に居てた子に良く似てる。一年一年シロも歳をとるけど、周りも同じように歳をとり、シロに支えられて家族になる。読み終わりはじーんと来る。

家族とは

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最後の数ページで涙腺決壊しました。
夫も子どもたちも猫もみんな見捨てない、母の愛ってすごいなと…
(意地もあるのでしょうけど、決して夫を捨てないものね)
うちも最近飼いだした猫がいます。
誰が先に逝くかなんてわかりませんが、家族なんだから最期まで寄り添って生きようと強く思いました。

西先生ならではの 1話1話 淡々とそしてユーモラスなストーリー展開 とっても好きです。
イラストも 綺麗で猫も可愛い！最高です。

ファミリー漫画

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猫が可愛くない！のがなにやら良い味出してます笑。ファミリーの話しに、猫がいるって感じです。お父さんが不倫しちゃうのは意外でした…！

最初は普通のネコマンガかと思ってました。

ですが、ネコを通して家族の在り方というか…なんだかんだ、人間模様が描かれたマンガでどんどん引き込まれて一気読みしちゃいました。