みんなのレビューと感想「違国日記」（ネタバレ非表示）（6ページ目）

生活のにおい

いい意味で生活の匂いがする作品です。
美味しそうなごはん。性格の出る部屋など、会話からもその人がそこに生活してるんだなーと感じられました

身につまされる

槙生と朝のやり取りが、身につまされる内容でした…友達に「寂しい、寂しい」と言われても、私にはその感情が良く分からず、そんな自分がおかしいのかと思っていたけど、分からなくて当然なんですね。
だって違う人間だもの。
この作品を読んで、そんなことを思い出しました。

言い表せない

切ないともやるせないとも悲しいとも違うなんとも言えない気持ちになる漫画。つい気になってどんどん読み進めるんだけどめちゃくちゃおもしろいわけじゃない。
でもそれぞれの心情とか表情とか孤独が丁寧に書かれてて良いです。

他にないような、思慮深くおもしろい話でした。
子育てについても考えさせられる。ボールの投げ方だけではなくて、受け取る方の受け取り方で全ての物事が変わってくるのよね。それが人間関係の、面白くて面倒くさいトコロ。

重くて、繊細で、難しいテーマを淡々と描写されていて素晴らしいと思います。
発達障害、年老いた者の考え方、事実婚、毒親、同性愛などが物語に自然に組み込まれています。
今まであまり会ったことがない作品。
まきおさんがもう少し女性らしく描かれていたら尚好みです。

いいよなぁ…

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主人公を取り巻く人たちが素晴らしく良い大人で！読んでて、なるほどなぁ〜と、勝手に自分の子育てに取り入れたりする素晴らしい言葉がたくさん出て来ます。

コミュ障の女性が事故で両親を失った姪を引き取って一緒に生活して行くお話し
一人一人のキャラもいいし、2人の会話もなんか沁みる

文学的な香り

どこにでもありそうな日常的な、特に何というストーリーではないけど、人の心の機微の部分のセリフや表現に知性を感じます。漫画でありながら読んでいて小説のような感覚です。

しっかり生きてる

そうなんですよ、同じものを見ても一人一人見え方感じ方は違う。違うのに同じであるはずと思い込んで悩む。そういう日常の中にある繊細な機微を丁寧に、でもサラッと描いているから読み手が没入出来る。
二人がこの先どう付き合っていくのか楽しみです。

映画見てきました。

映画を観てよかったので、原作に行き着きました。映画では端折られているシーンもあったので、やっぱり原作はいいですね(^o^)