2.0
久々デスゲーム
一時期、狂ったようにデスゲーム系の漫画を読み漁っていた時期があったのだが、久しく遠ざかっていた。
本作、罵詈雑言を浴びせるほどの作品ではないが、とりたてて読んでよかったと思える部分もなかった。
こういうのが一番困る。
特に書きたいことがない。
過去の作品のレビューで私は、面白いデスゲーム系の漫画の条件として、
①ゲームそのものの完成度が高い
②頭脳戦として練られている
③予想を裏切る展開
④キャラが立っている
⑤緊張感がある
という五つを上げているが、本作、壊滅的とまでは言わないものの、どれをとってもパッとしない。
他作品との比較で申し訳ないが、デスゲーム系の漫画で言えば、「今際の国のアリス」と「なれの果ての僕ら」が頂点である、というのが私の現在の結論であり、これはしばらく変わりそうもない。
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